サンケイリビング新聞社が発行するメディア総合サイト「アドラボラトリー」

ファンになるブランドの共通点は”関わりの実感” ー応援とUGCを生む5つの仕組みー

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ブランドと繋がれてうれしい女性

 

近年、多くの企業が「ファンマーケティング」「UGCマーケティング」に注目しています。
しかし、実際に“応援されるブランド”を生み出すには、どんな仕組みが必要なのでしょうか。

サンケイリビング新聞社では、全国の生活者1,555人を対象に「ブランドを応援したくなる仕組み」に関するアンケートを実施。

結果から見えてきたのは、ファンになるきっかけの裏にある“関わりの実感”という共通項でした。

 

◆調査方法 :全国のシティリビングWeb、リビングWeb会員・まちっと会員、閲覧者を対象にしたWebアンケート
◆調査時期 :2025年6月8日~15日
◆有効回答数 :1,555

 


生活者が“このブランドを応援したい”と感じる仕組みとは?

 
生活者はどんな仕組みがあれば、ブランドを「応援したい」と感じ、ファンとなるのでしょうか?
生活者1,555人に聞いた「商品やサービス、ブランドをより応援したくなる場・仕組み」の回答結果がこちらです。

 

 

1位「自分の声が商品・サービスに反映される場」42.5%

生活者は、自分の意見が商品・サービスに反映されたと感じたとき、ブランドを“自分ごと”化します。

 

2位「体験イベントなどのリアル接点」37.0%

商品の背景やブランドの想いを五感で感じられる場が、共感と信頼を深めます。

 

3位「特別な情報や体験の優先案内」31.3%

“あなたに先に届けたい”という特別感が、継続的な関係性を構築します。

 

4位「商品やサービス、ブランド担当者とコミュニケーションがとれるコミュニティ」22.3%

ブランド担当者と生活者が対話できる場が、「顔の見える関係」を創出。

 

5位「オリジナルコンテンツや商品・サービスの共創機会」16.2%

生活者が“つくる側”に参加することで、ブランドの未来を共に描くファンに変わります。

 


5つに共通する「関わりの実感」

 

これら上位5項目には共通の要素がありました。

 

■声が届く → ブランドの一部になれたと感じる

■体験できる → 想いや人の温度を五感で感じる

■選ばれる → 特別感が信頼を生む

■対話できる → 顔の見える関係が応援を続ける力に

■共につくる → 誇りが生まれ、ファンが“当事者”へ変わる

 

応援されるブランドは、関係を設計し、関わりを感じさせる仕組みを持っています。

 

応援されるブランドとは、“商品の力”だけでなく、“人と人の関係性をデザイン”できているブランド。

ファンはモノを買うだけでなく、想いを共有し、行動でブランドを支えています。

この「関わりの実感」が、信頼・共感・誇りを育み、UGCと応援の循環を生み出しているのです。

 


この設問の他、下記の項目等で調査を実施しています。

 

■商品・サービスの購入を判断するうえで、共感できる情報源は?
■レビューやSNSなどの声を信頼できると感じる理由は?
■商品やサービスが「自分のこと理解してくれている」と感じる点は?
■商品やサービスからのメッセージに好感をもったことがある理由は?
■商品・サービスをより応援したくなる場は?

 
ファンづくりやUGC活用の設計に役立つ定量・定性データを収録しています。
 
自社ブランドの「関わりの仕組み」を見直したい方へ
無料の調査レポート(年代別クロス・自由回答付き)をお送りします。
 

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