会社員だからこそ、お得な福利厚生は利用したい!
従業員とその家族に提供される、基本的な労働賃金以外の報酬を指す「福利厚生」。それぞれの会社によって、さまざまな福利厚生が存在します。そこで今回は、シティリビング読者の会社の個性的な福利厚生について調査してみました。
Q.変わった福利厚生ってある?
DATA
ない…44%
ある…30%
どんな福利厚生があるか知らない…26%
※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答:53人
※アンケート実施期間:2022/2/2~2022/2/16
■聞いて!私の会社の福利厚生
- 結婚相談所の割引があります。独身の人がいると、加入しろよ~っといじられます(しほりん)
- 歯医者の系列の福祉施設だったので、以前は歯医者の診療は無料でした!今は有料になりましたが 息子が働いている会社では母親の誕生日に花束が届きます(ゆんゆん)
- 知ってる人は少ないけれどレジャー施設や宿泊施設が割引で使える!(nn)
- 誕生日休暇がある。星野リゾートに安く宿泊できる(chacochaco)
- 過去の職場で福利厚生の一環で社内でマッサージ(指圧)が受けられたので、業務が煮詰まったりしんどいときにスッキリするのでいろんな会社であればいいのにと思います(Luri)
- 恵方巻手当が今月支給されました。金額は1,000円、驚きました(もぎたてトマト)
- 健診センターで勤務していますが自分の健康診断の時、追加項目の補助が出ます(ma-san)
■豪華な福利厚生も、今は廃止に…
- かなり前、職場は温泉宿泊やリゾート地がありましたが、今は何も無い。有給はしっかり取れます(ラビットばあば)
- 有名な温泉旅館やホテルなどの格安プランが年末や夏休みにあり、カタログが配布されていたのですが、なくなってしまいました(ごじゅ)
■福利厚生に関する不満あれこれ
- 組合が企画するイベント類は家族持ちだとなかなか参加しにくい。今年よりカフェテリアプランとしてポイントが与えられ、自分で好きなものに変えられる(リフレッシュ系、家電系等々なんでも)ようになったのは非常に嬉しい!(AS)
- 明確に社内で目にとまるようにして欲しい(ミーミ)
- 毎月15日にその月生まれの社員を招いて誕生日会の名目でホテルでの和食ランチにお誘いしてくださいます。それはそれでありがたいのですが、その後に参加した感想文を社内報に投稿を勧められます。自由に書いて提出したのですが、会社的に差しさわりがある部分が有るということで、部分的に削除されたことがありました。出席感想でも 社内コンプライアンス的そんたくを考慮しなくてはいけないことを学びました(固有名詞)
- シャッフルランチという制度があります。月に1度食事代1000円分までの補助が出るのですが、強制的に(ランダムに)数名のチームを決められて、そのチームのメンバー全員でランチをしなければいけません。日程調整やお店選びも余計な時間がかかって大変な上に話題もなくて困ったりしていたのですが、今、完全在宅勤務になってもまだ継続されており、画面ごしに数名でランチを取ることになっています。何を食べているかなんてわからないし、正直みんなそれぞれ勝手にごはんを食べているだけで、話題も乏しい上に、ランダムといいながら同じ人と何度も一緒になったり、一体なんの意味があるのかわかりません。また食事を買いに行く時間も必要なので、自宅からわざわざ買いに行く時間ももったいなくて、最近は家にあるもので適当に作って食べている状態です。在宅勤務になり、会議が増えており、また当社は昼休み時間が自分である程度決められるため(暗黙の了解)、人により昼休みとして確保している時間も異なっていたりと、日程調整がますます大変になり、チームリーダーにならないかといつも戦々恐々としている憂鬱なイベント(仕事)と化しています(さくら)
【まとめ】職場選びにやや重視傾向も、約3人に1人が自社の福利厚生を「全く利用できていない」
個性的な福利厚生があるのは約3割という結果に。26%が「どんな福利厚生があるか知らない」と回答し、そもそも自社の福利厚生について知る機会があまりないのかもしれません。
また「会社の福利厚生を十分利用できている?」という質問には、「まったくできていない」(28%)が最も多く、逆に「かなりできている」がわずか8%となりました。コメントに「社内で目に留まるようにしてほしい」といった声もあり、もしかすると「まったく利用できていない」と回答した人の中には、知らないからこそ利用できていない人もいるかもしれません。
とはいえ、「福利厚生は職場選びに重要視する?」と聞いてみると、「どちらでもない」(36%)が最も多かったものの、「ややする」(28%)と「かなりする」(13%)を合わせると41%となり、やや重視する傾向が。総務など、詳しい部署に相談すれば、自社の福利厚生について教えてくれるはず。この機会に調べて、従業員だからこそ得られるお得な制度を利用してみてはいかがでしょうか。
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