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みんな職業病?我慢できずに仕事のクセでついしてしまう行動


仕事で気になることはプライベートでも気になる?

仕事が板についてくると、だんだんとプロ目線になっていくもの。毎日続けていると、ついついプライベートの時間でもプロの視点がスイッチオン状態になってしまうことはありませんか? そこで今回は働く女性の「職業病」について調査をしてみました。

 

職業病ってある?

 

Q.職業病ってある?

DATA
ある…73%
ない…27%


※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答:92人
※アンケート実施期間:2021/12/1~2021/12/15

 

 

■つい気になってしまう日常の視点

  • 専門学校の就職課に属しているせいか、街行く若い子の歩き姿勢が気になって目で追ってしまいます。膝は常に曲がってるし背中も丸く首と肩が前に出ていて、某アニメの”使徒”を彷彿とさせる子ばかり(笑)。母親らしき人と並んで歩いていてもお互い首より上しか見ていないらしく、娘さんが隣で残念な姿勢で歩いていても気付いてすらいなくて可哀想(ちぇるしー)
  • 街中やテレビで見る画面に半角全角混在の英数字があると落ち着かなくなり、ツールやショートカットキーを使わない人がいたら口を挟みたくなってしまう(我慢します)(もみじ大福)
  • 元クリーニング店勤務。服の汚れは水洗いが一番落ちるので、購入する洋服の素材や洗濯表示タグを見て、家で洗濯できるかを確認する。洗濯不可のものでも、素材を確認したら意外と洗濯機で洗っても大丈夫なものがあるので、そういうものは家で洗ってしまいます。(高価なものや大切な服、形崩れさせたくないものは、きちんとクリーニング店でドライクリーニングしてください☆)(胡麻薄荷)
  • 段ボールに書いてある、ケースマークをつい見てしまう。貿易業務をしているので、どんなマークを付けるのか気になる(かめ)
  • 医療機関や介護施設に営業をする仕事をしています。プライベートでも、病院を見つけるとこの病院は何系の病院なんだろう…、知らない薬局を見つけるとこの薬局新しいな…、建物の工事を見るとここに新しい介護施設ができるのか…、などと色々と仕事に結びつけて考えてしまうようになりました(ケイティ)
  • 不動産業ですが…オフの日も、歩いてたり車で通るときに、空き物件にばかり目が行ってしまい、すぐ写真を撮ってしまう(Eco)
  • 長い間秘書業をしていると、出世する人としない人がすぐにわかります。男性の素養を見抜いてしまい、恋愛感情は持たない場合が多々あります。いつしか超現実派になり夢がなくなってしまったかも(あっきー)
  • アパレル勤務です。この生地、この仕様で、この価格か。とか、縫製不良や汚れなどを見付けてしまう(T.Y子)
  • 海外輸送を取り扱っているのでノーダメージで送るために梱包に常に頭を悩ませているため自分が買った通販の梱包状態を厳しく見てしまう(ym)
  • 休みの日にスーパーに行って、開封されてない在庫の箱を見ると品出ししたくなる(マシュマロ)
  • 書店の本の並びが気になって仕方がない。書店の文庫や新書の並びが出版社ごとで探しにくい(瑠璃3)

 

■思わず我慢できず…仕事のクセでしてしまう行動

  • 人生最初の職業病が、学生のころにコンビニで身についたフェイスアップ。もう20年くらい経つけれど、今でもたま~に気になって向きをそろえてしまうことがあります(三つ子の魂)
  • 病院で明細書を貰ったときに、つい点数計算してしまう(ゆきにゃ)
  • コールセンター勤務。自分がお客さんで電話したときに自分から電話は切れない。自分が問い合わせしたときに、失礼な受け答えをされたら気になります。反対に素晴らしい対応のオペレーターさんは勉強になります(まる兄の妹さん)
  • 3コール以上呼び出し音がなると、出たくなる(MMMA)
  • 元アパレル勤務のため、洗濯物を干すときは必ず白黒グレーなど、色のグラデーションの順に並べないと気が済まない。 一週間のコーディネイトが日曜日には頭の中で決まっている。 なので、朝起きてから何を着るか迷わなくなりました笑(KR)
  • メーカーなので品番を言うとき、D(ディ)を(デー)という。T(ティ)を(テー)。8(ハチ)7(ナナ)、(シチ)とは言わない等(ぶる)
  • 効率化を気にしながら仕事をしているせいで、プライベートも効率UPをしてしまい、友人知人に慌てずゆっくり!と言われることがあります。元に戻りたいが、勤続30年のクセが残り、今後も約10年続けなければなりませんので、抜けそうにありません(困)関係者の顔色を見て言動することも同様ですね。 プライベートでもそうなってしまい、心身の疲れにつながります(まっけんLOVE)
  • 飲食業なのでよその店に行ってもつい最後に片付けてしまう(みっさん)

 

■仕事による負傷…本当の”職業病”

  • 立仕事なので脚が張り痙攣を起こした(マナマナ)
  • お年寄りをベッドの上のほうに移動しようと思って、体に力を入れた瞬間。腰が『ボキッ』っと音がして。それから、腰痛が続いてるので、コルセットが手放せません(ここ??)
  • 会社で転けて労災貰いました(モンキーちゃん)
  • トラックの荷受けで重いものを頻繁に動かしていて、連日の立ち仕事でぎっくり腰に。腰がどんより痛くてお風呂でじっくり温めて寝た翌朝起き上がれず整骨院にいったら「ぎっくり腰は温めてはダメ」と指導された(ATMIA)

 

【まとめ】7割以上が「職業病」を自覚。1年以上の勤務で実感しやすい?

なんらかの職業病を感じている人が7割以上となり、多くの人が仕事中の思考や行動がクセになっていると実感しているよう。職業病の内容については、仕事のクセだけでなく「肩こり」「腰痛」といった肉体的な困難を感じている人も。5%は「労災を使ったことがある」と回答し、少数ではありますが肉体的な職業病を抱えたことがある人もいるようです。

 

また「働き始めてどのくらいで職業病を感じた?」という質問では、最多が「1年以上」(31%)という結果になりました。次いで「1年以内」(19%)と続き、1年前後その仕事を続けることで、「職業病」と感じるクセを実感する人が多くなるようです。やはり、ある程度ベテランの域に達し始めてから感じるのかもしれません。
普段から仕事のクセが出るのは、仕事が板についてきた証拠。つらい職業病は改善したいですが、特技になる職業病ならプロフェッショナルと認められる一歩になりそうですね。

 

シティリビングWeb「叫びのツボ」


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