2019年11月19日
40代以上の女性で、美容室に半年に1回以上行っている1160人にアンケートを実施した。
◆美容室に行く頻度は、年代が上がるにつれ頻繁に。白髪染めと髪型の影響か
「1カ月に1回行く」は、40代と60代では20ポイント近い差が。「2カ月に1回」も50代からぐっと増える。白髪染めのためと、ショートの髪型が増えるためと思われる
◆利用するメニュー。 カラーは50代から60代前半は6割
利用するメニューはカラーが50代から60代前半は6割だが、60代後半になると48%とやや少なくなる。パーマは各世代2割前後で推移するものの、 60代後半が28%とやや増える。毎回、行くたびに必ず利用するメニューを聞いた設問でも、60代後半は他の世代に比べてカラーがやや少なくパーマがやや多い
◆73.7%が利用している店舗が決まっているが、カラーとカットで店を使い分けている人も
利用している美容室が「1店舗に決まっている」人が7割に対し、「複数店舗を使い分けている」は14.2%。複数店舗の使い分け方をフリーアンサーで聞いたところ、最も多かったのは、カラーとカット・パーマでの使い分け。カラーは白髪染め・リタッチで頻繁に利用するため、カラー専門店でリーズナブルに。カット・パーマ、ヘッドスパは多少高くても技術のしっかりした店を選ぶという声が多かった
◆5年前と比べメイクが変わったきっかけ 加齢の要因が大きい
5年前と比べ、自分のメイクが「とても変わった+やや変わった」 のきっかけは「それまでのメイクが年齢に合わなくなってきたと感じたから」60.3%、「肌や顔のパーツの悩みが増えてきたから」43.0%が圧倒的。メイクを変えたきっかけは、流行やファッションよりも、加齢の要因が大きい
◆1回あたりの費用は抑えめ
1回あたりの費用は「5000円以下」がボリュームゾーン。利用頻度が高くなるだけに、リーズナブルに抑えようという気持ちが強いようだ。
◆美容室を選ぶ際、重視するポイント
16の選択肢をあげて、重視するポイントを5つまで選んでもらった。「イメージ通りに仕上がる」「髪質・クセを分かってくれる」といった技術面が約6割。「アクセスが便利」「料金が手ごろ」が5割超。後者2項目は、特に60代後半の支持が高い
◆美容室を選ぶ際、「嫌だな」と思うポイント
嫌だなと思うポイントを5つまで選んでもらったところ、トップ5は「イメージ通りにならない」「料金が高い」「髪質・クセに対応してくれない」「待ち時間が長い」「スタイリングの持ちが悪い」。「スタッフとの会話」は全体では24.1%だが、40代で他世代より5ポイント以上高く、約3割
◆現在の髪型、ショート・ショートボブがトップ。ミディアム(肩上くらい)も60代前半までは3割前後
ショート・ショートボブは、50代で4割前後、60代後半では約7割。肩上程度のミディアムも40代から60代前半までは3割前後と比較的多くなっている
リビングくらしHOW研究所調べ
調査期間 : 2019.10.10~10.14
調査方法 : 40歳以上のリビングWeb会員へのWeb調査
集計数 : 1160人
https://www.kurashihow.co.jp/markets/15614/
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