2019年4月15日
自宅で週に2、3日以上料理をする女性を対象に、家庭料理の代表的なメニュー5種<焼き餃子、鶏のから揚げ、コロッケ、ハンバーグ、カレー>について、食卓に上がる頻度や、用意の仕方について調査しました。
・2週間に1度以上食卓に上がるメニューは、「カレー」42.8%、「鶏のから揚げ」38.7%、「焼き餃子」31.4%、「ハンバーグ」28.5%、「コロッケ」24.8%の順で、1位のカレーはさすが国民食と言われる結果に。
・子どものいる既婚女性は、コロッケを除くすべてのメニューで食卓に上がる頻度がほかの層よりも高く、手作り率も高い。
・全体的に、手作りする理由は「おいしいから」、冷凍を利用する理由は「保存がきく・常備しやすいから」、調理済み総菜を購入する理由は「調理をする時間がないから」「調理や後片付けの手間が省けるから」「買いやすいところで売っているから」という人が多い。
【焼き餃子編】
・焼き餃子の準備方法で最も多いパターンは、「冷凍利用」33.6% と、「市販の皮を購入してたねは手作り」32.3%。
・焼き餃子を「市販の皮を購入してたねは手作り」することが最も多い人が、たまに利用するパターンとしては、「冷凍食品利用」60.6%、「チルド(冷蔵)利用」43.2%が多い。
【鶏のから揚げ編】
・鶏のから揚げの準備方法で最も多いパターンは、「すべて手作り」47.2%、「調理済みから揚げを購入」25.6%、「冷凍利用」13.2%の順。どの層でも、冷凍よりも調理済み総菜がよく利用されている。お惣菜は「スーパー」で買う人が多くコンビニは少数派。
・鶏のから揚げを「すべて手作りする」ことが最も多い人が、たまに利用するパターンとしては「調理済みから揚げを購入」37.4%、「冷凍利用」29.9%が多い。
【コロッケ編】
・コロッケの準備方法で最も多いパターンは、「調理済みコロッケを購入」が、2位の「すべて手作り」17.1%を大きく引き離して62.5%。特に独身や既婚女性(子どもなし)では7割超がお惣菜利用。同じ揚げ物でも鶏のから揚げより手作りする習慣が少ないのは、下ごしらえが大変なこともあるだろう。
・コロッケを「すべて手作りする」ことが最も多い人が、たまに利用するパターンとしては「調理済みコロッケを購入」が52.7%で最も多い。
【ハンバーグ編】
・ハンバーグの準備方法で最も多いパターンは、「すべて手作り」66.1%で、「チルド(冷蔵)利用」8.9%や「冷凍利用」8.7%、「調理済みハンバーグを購入」7.2%はあまり多くない。
・ハンバーグを「すべて手作りする」ことが最も多い人が、たまに利用するパターンとしては「冷凍利用」20.9%、「チルド(冷蔵)利用」20.6%が多い。しかしながら、たまにあるパターンで「あてはまるものはない」=手作り一択という人が最も多く43.1%。ハンバーグは手作り派の多いメニューということがわかる。
【カレー編】
・カレーの準備方法で最も多いパターンは、「市販のルーを使って手作り」が82.7%と圧倒的。次いで「レトルト利用」が10.7%。今回調査した5種類のメニューの中で、最も手作り派が多い。2017年にレトルトカレー市場の規模(購入額ベース)が初めてルー市場を上回ったというニュースがあったが、週に2、3回料理をする女性たちの間では、ルーの利用が健在。ただし独身女性は「レトルト利用」の割合がほかの層と比べ高く、2割超。
・カレーを「すべて手作りする」ことが最も多い人が、たまに利用するパターンとしては「レトルト利用」が62.1%で、そうでなければ「あてはまるものはない(=手作り一択)」という人が多く28.0%。
【調査概要】
◆調査期間: 2019/2/27〜3/3 有効回答数:1,488人(リビングWeb・シティリビングWeb・あんふぁんWeb読者の中で週に2~3日以上自宅で食事の用意をする女性を対象としたWeb調査)
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