物価高騰の中、働く女性のランチ事情はいかに?

今月も調味料や加工食品などの価格高騰が見られ、その品目数は昨年の7月のおよそ5倍というニュースも。コメの価格は下がりつつあるものの、光熱費や原材料費は上がる一方で、物価上昇はこれからも続きそうです。そこで、現在の働く女性たちのランチ事情を調査。主に節約意識を伺ってみました。
Q.ランチで節約してる?
DATA
している…65%
少ししている…26%
していない…9%
※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答329人 ※アンケート実施期間:2025/4/16~2025/4/30
お金より手間をかける…!みんなの節約術
- 1日のランチで使う金額を500円と決めています。コンビニでも値段が高くなり、500円のハードルが高いのですが、最近入ったことのなかったお蕎麦屋さんで日替わりのランチが500円でやっていることを知り、本当に助かっています。うどんとかやくご飯、チキンカツ定食、お蕎麦と稲荷寿司…など、メニューも豊富でお財布に優しいです。これからも重宝して、ランチ代の節約に努めたいと思います(ST)
- 夕飯にお弁当用も作って、半調理で保存→翌朝軽く温めています。 副菜はたまに冷凍にお世話になっています(さ)
- 家の仕事の日は、レトルトカレーとかカップ麺にして友達とのランチのために節約してる(H)
- ドリンクを頼まない。クーポンがあるか検索してから入る。誕生日割引、サービスメニューの有無などを調べて利用する(チャマコ)
- 冷凍野菜や総菜を詰めているだけですが、毎日お弁当を作っています。たまには外食や買いに行こうかなと思いますが、朝の5分ですませるほうが楽なので、結局行かずじまいです(ぴーきち)
- 週4でお弁当作って持って行っています。彩りとか見栄えとか完全無視の弁当です。丸い容器にご飯入れてその上に大量作り置きのおかず、最後にブロッコリーを上に乗せた丼形式です。原価計算したことないけど、多分相当安いはずです。難点は、ほぼ一週間ずっと同じおかずになること。金曜日だけ、500円のお弁当を買って気分転換してます(TT)
- 以前は、外ランチに行っていましたが、今は節約のため社員食堂を利用。テレワーク時も以前はお弁当やパンを買ったが、節約で家であるもので食べるようになった(南国♪)
- 白ごはんとレンジOKのカレー持参で節約してみたり、おむすび持参でコンビニでおかずだけ買うとか、ご飯を持参すると少しだけ節約になってる!・・・気がします笑(こいぬ)
- おいしく節約するためデザートは自宅から可愛い瓶にヨーグルト、カットフルーツ、きなこ、蜂蜜を混ぜて持って行きます(まめ。)
真似は難しい…!?究極のランチ節約
- ランチは200円以下、主に108円のカップラーメンです。他の物価も上がっている中、職場の近所にある高級スーパーやコンビニのお弁当を買う余裕はありません。給料日だけはインドカレー店でランチを食べることにしています(さぐ)
- SOYJOYやカロリーメイトなどの安い完全栄養食を食べています!(ちょん)
- 学校勤務だけど、一食330円の給食費を節約するため、クラッカー類で我慢中(小芋)
- 費用を抑えたいときは、ご飯と納豆。持って行きます!最初は臭いが迷惑かも?と思いましたが、私以外にもやる人が増えてきました(笑)。皆物価高に苦しんでいます(めろんまろん)
節約とご褒美でメリハリを
- 平日4日はなるべく安く節約して、金曜日だけは1週間頑張った自分へのご褒美としてランチに行ったり少し贅沢なテイクアウトにして自分の機嫌をとっています(ゆき)
- 営業なので、ランチは外食がほとんどだが、社内で勤務する日はお弁当を持参したり、健康にも気をつけたいので、日によっては多少高くなっても体に良さそうなものを選んだりと工夫している。また、ポイントを使用してお得に食べることができるときは活用しています(ベルジ)
- 外食は週に1回まで、と決めていて、他の日は自作の節約弁当やカップ麺&サラダで定番化しています。週1の外食なので、あまり予算は決めていませんが、仕事のランチなので、1000円くらいに収まるとうれしいです。休日のランチは少し贅沢をします(salt)
- 基本は毎日お弁当持参! 月に3~4回は外出があるのでその時は節約を気にせず外食ランチを楽しんでいます。 ボーナスや、仕事の区切りがついたときにご褒美ランチに行くことも年に4~5回ほどあります。 メリハリをつけているので日々のお弁当は全然苦じゃありません(ろこ)
- 一人で食べるときは食堂やチェーン店で500円を目安に、同僚と一緒の時1500円までとメリハリをつける(tumako)
3人に2人がランチ予算「500円以下」。節約のためなら質を落とすことも…
ランチを「節約している」「少ししている」と回答したのは9割以上となり、ほとんどの人が昼食にお金をかけないようなんらかの工夫をしていることがわかりました。寄せられた節約術には、やはり「お弁当を持参」の声が多い中、ストックのレトルト食品やカップ麺、外食ではワンコインランチ、社員食堂など、できるだけリーズナブルにする方法がたくさん見られました。中には、栄養補助食品やクラッカー、さらには「食べない」という人も。身を削って節約されている人もいるようです…。
「1日のランチ代の予算は?」という問いには、6割が「500円以下」と回答。次点で「501~1000円」(29%)と続き、ほとんどの人が1000円以下を目安としているよう。さらに「節約のためにランチの質を落としてもいいと思う?」と聞いてみると、半数以上が「落としたくないが、節約が優先」(55%)と回答し、次いで「思う」(29%)と続き、多くが致し方なく節約志向にならざるを得ないようです。
物価の上昇は避けられない状況にある中、上手にやりくりしながら心も満たされるランチをしたいものですね。
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