管理しやすいのはどっち?
年末が近づき、来年の手帳やカレンダー選びに悩む季節がやってきました。新しい年を迎えるにあたり、スケジュール管理の方法を見直す絶好のタイミングです。最近は、手帳やスマホアプリなど、スケジュールを管理するツールも多様化しており、自分に合った方法を模索している方も多いのではないでしょうか。
職場の書類など、ペーパーレスが進んでいる昨今。個人のスケジュールは、手帳とデジタルどちらで管理しているのでしょうか。そこで今回は、スケジュール管理の方法について調査を実施。働く女性のさまざまな工夫が見られました。
Q.スケジュール管理は手帳派?スマホ派?
DATA
手帳…42%
スマホなどデジタルツール…31%
手帳とデジタルツールの併用…24%
そのほか…3%
※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答322人
※アンケート実施期間:2024/8/21~2024/9/4
やっぱりアナログが使いやすい!
- はじめはスマホで管理していましたが、やるべき優先順位がわからなくなり、いまは手帳に戻りました。月単位の目標ややるべきことが一目でわかり、計画が立てやすくなりました(もりたむ)
- 3色ペンで仕事、プライベート、家族の予定を書き分けしています(どんぐり)
- 手帳で常に引き落としの額や日付をチェックしています(シュークリーム)
- 前はプライベートと仕事で手帳分けてたけど、管理しにくいし、面倒だし、わかりにくいので、やめました。デジタル管理は充電がなくなったり、何かトラブルあったら…とか考えてしまって躊躇します(まりん)
- 手帳に書くほうが忘れないから手帳が管理しやすい(コロッケ)
- スケジュール管理はメモしないと忘れてしまうし、デジタルだと不安なので。それに文具が好きなので書き込むのも楽しい(SO)
共有や通知機能…デジタルが便利!
- 昔は手帳派でデジタルは断固拒否だったが、最近手帳まで持つと荷物になるし消したり追加記入するのに手間だと思いデジタルになった(ユアサR)
- 夫婦でひとつのスマホアプリでスケジュール管理しています。夫は在宅・出社の予定が変わりやすいので、入力しない一方で、私は決まっているので入力しています。あとはペット(うさぎ)の体重測定を毎週していて、それをスケジュールアプリに記録しています(フニフニ)
- デジタルでの管理のほうが、毎月や毎年のような定期的なスケジュールも一括で入力できるし、スケジュールの複製や削除も手軽にでき、地図や参考ページのリンク、ルートなども入力してクリックですぐに見れるので便利です(みかん)
- 携帯で一括管理にしたら、楽になった。以前は、併用していたので、手帳を持ち歩くのが面倒に感じたり、忘れたりして大変だったこともあった。現在は携帯のリマインド機能を使ったりと便利に感じている(なおママ)
手帳とデジタルのハイブリッドなら抜け漏れなし!?
- 決まった予定、思いついたこと、なんでも良いので手帳にはシャープペンシルで書き、スマホにはカレンダーに入れて、必要ならアラームもかけるようにしている。予定が曖昧でも、まずは記入する行為が実現につながっている気がする(こたかん)
- スマホに予定を入れて、時間前に時間を知らせる設定をしていますが、スマホの予定は一目で見られないので、手帳にも記入して一目で見られるようにして、追加予定を入れられるか検討するときなど手帳が便利なので両方を使ってスケジュール管理しています(サコ)
- 手帳やノートに書くのは、やり終えたときに線を引っ張って消すという作業が達成感があって好きだからです。スマホにはふと思い出したときにメモして、後から手帳やノートに整理してまとめるようにすると、頭の中もスッキリするのでこの方法にしています(つるちゃん)
- スマホに入れて手帳に書いて完結する。記憶に残すには、どちらか一つだと頼りないです(温泉ゆで卵)
マネしたい!働く女性の「スケジュール管理のコツ」
- 確定している予定はスケジュール帳に書き込み、未確定の要件は付箋を活用しています(ちびきん)
- どんどん仕事の予定が入ってくるから、最初に休む日や遊びに行く日を確保する(なみ)
- バタバタするときはメモ紙に、必ずしないといけないもの、やるもの、できたらやっとくものを書き出し、できたら塗りつぶしてやり残しのないよう行動する(おちい)
- 会社のスケジュールとプライベートのスケジュールは色分けしています(手帳もデジタルも)(YT)
- 定期的な予定は、最初に登録するなど、手間をかけない工夫をしています(ろっこ)
「手帳派」がやや多め。仕事とプライベートを別管理しているのは「デジタル」がやや優勢
約4割が「手帳」という結果に。「デジタル」は約3割となり、ややアナログ管理が多数派といえそうです。ただ、アナログとデジタル両方の「ハイブリッド型」が2割強となり、「手帳に書いた後スマホのカレンダーに登録し、リマインダーをセットする」といったように、手帳とデジタルのいいとこどりをしながら、両方で上手にスケジュール管理をしている人もいるようです。
また「スケジュール管理は仕事とプライベートで分けている?」という質問には、「分けていない」が76%となり、ほとんどの人が仕事も個人的な予定も一括管理しているよう。ただ、「分ける派」の人を見ると、プライベートのスケジュール管理は「デジタルツール」が44%と最も多く、次いで「手帳」が38%となりました。プライベートの予定は、デジタルでサクッと管理したい人が多いのかもしれません。
手帳派の人は「書き込むのが楽しい」「書くことで覚える」というアナログならではの醍醐味が、そして「デジタル派」では「通知機能で忘れない」「家族で共有できて楽」という利便性の高さが多く見られました。管理のしやすさは、業務内容やライフスタイルによって違いがあるはず。それぞれのメリットを踏まえながら、自分にマッチした管理方法を見つけたいですね。
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