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マーケティングデータ

職場でエコをどれくらい意識してる?現場での取り組みと働く女性の苦労とは


自身は取り組んでいても職場は…?

 

ペットボトルを持つ女性

 

2030年までに達成すべき「持続可能な開発目標」を表す「SDGs」などを始めとして、個人だけでなく、企業でもサステナビリティが推奨される昨今。そこで、職場でのエコへの意識について働く女性にアンケートを実施しました。具体的に、どんな取り組みをしているのでしょうか。

 

Q.職場でエコを意識している?

DATA
やや意識している…56%
かなり意識している…28%
あまり意識していない…12%
全く意識していない…4%

 


※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答201人※アンケート実施期間:2024/4/3~2024/4/17

 

職場で取り組むエコ活動

  • 職場の代表でお台場のエコイベントに参加して課内で共有しました印刷物の削減のために電子化を積極的に進めたり、マイボトル推進やお昼時は電気を消すなど、社内全体でエコに取り組んでいます!(みゆみゆ)
  • ミスコピーはためておくスペースがあり、ある程度たまるとメモ書きサイズに裁断される。メモ書き用に必要分持って行き使う。その後はシュレッダーされて回収業者にいきリサイクルされる(さくらんぼ)
  • 個室でひとりのときは冷暖房なしです。エレベーターは使わず運動がてら階段利用します(春のそよ風)
  • 職場のコーヒーマシンから出たコーヒーかすやシュレッダーのゴミを花壇用の堆肥にするようにコンポストを作りました!まだ試作段階ですが、うまくできるといいなと思ってます(チップ)
  • 資源のゴミを会社内で分別しています。毎日のことだから社内での取り組みで大きな取り組みになっています(MU)
  • 自分の引き出しに使わない、眠っている文具・事務用品を定期的に回収して集めているようです(ねねこ)
  • ウォーターサーバを設置して、それぞれの部署ごとに湯沸かしポットを設置するのを止めました(しらす)
  • ダンボールで、簡易の棚を作ったり、物入れを作ったりしています(りの)

 

意識の差や取り組みへの障壁に悩む…

  • 裏紙を使うことにしていたのですが、ペーパーレスにしたので、その裏紙を使うことが減ってしまって、山のように裏紙が残っています。捨てるに捨てられないものです(さくら桜)
  • 職場でのエコは自分だけではなく、周りの協力や意識改革も大切だな…と思い、その共通理解が難しいところもあると思います(桃の花)
  • 他社が送ってくれるpdfを印刷して、自社の専用システムに入力して請求書を発行している。印刷せずに処理できたらエコになるのに…と思いながら、他社のpdfの形式がまちまちなのもあり、pdfのままだと見にくいので、良い方法が思い付かない(こあたん)
  • ペットボトルのゴミ箱がいっぱいになるのが早いです。数年前にマイボトルが配布されましたが、自販機を置かずに給水器を増やしてほしいです(おでん)
  • お昼休みは部屋の電気を消すことになっています。ただ、真っ暗な中、お弁当を食べるのが少し辛いです(ポメチワ)
  • とにかくアナログで若い人もいないのでIT化も進まずです(コロ助)

 

密かな闘い!?エコ推進への働く女性の苦労

  • 昔から広告の裏にお絵かきするのが大好きで、今でもミスコピーや宣伝ファクスが勿体なくて、裏側を使いたくてしかたないのですが、「何回言ったらわかる、万々一個人情報があったらどうする!」と注意されます。うなぎ仕出し弁当の広告に個人情報も何も…(ビビ)
  • こまめに電気を消そうとしますが、離席する際に机の電気を消さない人がいるので、別件で近くを通るふりをして消して歩きます(YY)
  • エアコンの設定温度を下げていたら、必ず上司が上げている。の繰り返しw(のんとこ)
  • なぜか電気消し忘れの多発する会議室があるので自主的に貼り紙を作ったり、それまで2つ用意していた電気ポットをお湯の使用量が減る夏場は一つにするよう社長に提言したりと、細かいことからコツコツやってます!(たまこ)

 

8割以上が「エコを意識」。最も取り組んでいるのは「電気をこまめに消す」

「かなり意識している」と「やや意識している」を合わせると84%となり、多かれ少なかれエコを意識している人がほとんどということが判明。やはり、環境問題などを自分事に捉えている人が多いようです。

 

「どんなエコを意識している?(複数回答)」という質問には、「電気をこまめに消す」が66%と最も多く、次いで「水を出しっぱなしにしない」(57%)「マイボトルやマイカップを持参・置いている」(56%)「ゴミを減らす」(55%)という結果に。身近なところから取り組んでいる人が多いようです。

 

寄せられたコメントでも、節電やゴミの分別などが多く見られました。また仕事に直結する取り組みとしては、裏紙の再利用や文房具の節約なども挙げられ、細かいところまでエコを意識されている様子がうかがえました。

 

ただ、自身は積極的に取り組んでいても、人によって意識の温度差があったり、仕様上の問題でエコへの取り組みができなかったりといった悩みを持っている人も。「職場でエコやSDGsを意識した制度や取り組みはある?」という問いでも、「ある」が48%と半数以下となり、まだまだ社会的にエコの意識は発展途上なのかもしれません。

 

職場全員で取り組めるのがベストですが、まずは一人ひとりの取り組みを積み重ねることが大切。皆さんの小さな行動は、社内の意識を高めるきっかけになると信じ、続けていきたいですね。

 

シティリビングWeb「叫びのツボ」


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