地域のつながりがありがたい…
何かと気を使いがちなご近所づき合いですが、仲良くしていることで得することもあるはず。そこで今回は、主婦が「ご近所づきあいがあってよかった」と思ったエピソードを集めてみました。つながりから生まれた「ほっこり話」がたくさん寄せられました!
Q. 「ご近所づきあいがあってよかったと思うエピソード」はありますか?
※アンケート実施期間:2024年1月18日~2月9日、有効回答数:210
約3人に2人以上が、ご近所づきあいがあって「よかった」という経験をされていることがわかりました。
多く見られたのが、子どもや家庭のピンチを助けてもらったエピソード。「鍵を忘れた」「子どもが迷子になった」といった大慌ての場面で、ご近所の人の協力で事なきを得られたよう。本当に、持つべきものは信頼できるご近所さんですよね。
また、地震や火災などの有事の際に、親切なご近所さんに助けられたという声も多く聞かれました。お互いで支え合うことで精神的にも安心でき、不便さや困難を乗り越えることができるのかもしれません。
そして、ご近所さんと野菜や料理などの交換といった、心温まるエピソードも。お互いに分け合いながら、体や心を気遣い合えるのも、ご近所さんだからこそですよね。
同じ地域に住む人同士で支え合えれば、家族みんなの心身の安全性が高まりますし、住環境がより良くなるはず。ほど良い距離感で、お互いに思いやりを持ちながら、ご近所さんとの信頼関係を築いていきたいですね。
ご近所さんと共存できる環境が家族を育てる
■子ども成長の一助に…!
- 息子が小さい頃、自転車の補助輪がなかなか取れずほぼほぼ諦めていたら、ある時スーッと自転車で通り過ぎる息子を見つけました。なんと同じ団地に住んでた少し年上のお兄ちゃんが教えてくれて乗れるようになったとのことで、その子とその子のママ(ママ友)に感謝感謝でした。(FRAN)
- アパートの隣に大家さんのお宅があります。大家さんは農家をしていて近くにも畑があるのでアパートの駐車場を行き来したり、座って休憩していたりします。こどもが外に出たときに目があるのが何より安心。こどもに育ててみなと苺の苗をくださったり、可愛がってもらっています。急な雨の時には外から「雨だよー!」と知らせてくれることも。(メル)
- 長男が小学校へ上がったときに一緒に登校してくれる子を探して連絡を取ったら、少し遠回りになるにもかかわらず一緒に登校してくれる事になりました。6年生だったのでとても安心出来ました。(しろくま)
- 子供が迷子になった時家まで連れて来てくれた。学校に行かない!と玄関で駄々をこねてる子供に飴ちゃんをあげ、子供の高ぶった気持ちを落ち着かせてくれた。(まっこ大好き)
- 3年生の息子のママ友が半径50mに3人ぐらいいるのでお互い協力し合っている。例えば夏休みは、平日ならリモートワークの我が家に3人で集まらせてゲームしたり勉強したり、ごはんも3人いっしょだとよく食べる。平日出勤のママは、休みの日にたこ焼きパーティー等企画してお泊り会をしてくれる。おかげで長期休みもヒマだヒマだと騒がれなくて本当に助かっている。(ポポロ)
■突然のピンチに「助かった…!」
- お昼に当時2歳の娘と家で過ごしていると外からすごい音が。慌てて外をみると車が自宅のフェンスに追突していました。それだけでもビックリですが、なんとその車が逃走! アタフタしているとお隣のご夫婦が気づいて、警察の対応や戻ってきたら車の持ち主との会話、私が警察の対応をしている間に娘の相手までしてくれました。動揺していてパニック状態だったのでお隣さんの優しさがとてもありがたかったです。(あおママ)
- 息子が小学生の頃、大雨警報が出たので自宅に帰宅となり、家の前で大雨の中佇んでいた時、近所のおばあちゃんが家の中に入れて安全に過ごさせていただいたこと。私も安心して仕事から帰ることができた。(そらママ)
- 子どもが鍵を開けて出てきていました。上の子と幼稚園バスを待っていたら、近所の奥さんが外出て泣いてましたよと連れて来てくれて。本当に有難かったです。逆もあります。パジャマの小さい子が1人で歩いていたので声を掛けたら、お母さんがいないと言っていて。一緒に探してあげるからと歩いていると、車で戻って来たお母さん(と思います今思ったら確認しなかった)。お子さんは分からなかったけどお母さんは知っていました。(りびみ)
支え合いで暮らしが豊かに
■有事の時こそ、ご近所さんに感謝
- 元旦におきた能登地震の時に、私達は県外の実家にいて自分の家の状態が気になっていたのですがご近所さんに連絡したところ、家の周りの様子を見て写真を送ってくれました。家が地震で壊れていないか心配だったので写真を送ってくれてすごく安心しました。地震の大変な時に、我が家の事も見てくれて、すごく感謝しています。(みー)
- 東日本大震災の時、津波で家を流された親類が我が家に避難してきたとき、オール電化で電気もガスも水もない我が家に隣人が水と灯油とストーブを貸してくれて、それで料理を作って暖も取れとても助かりました。(レモングラス)
- 3.11の時、帰宅困難で帰れなかった時に、小学生の子供をご近所さんが預かってくれたこと。食事をさせ、さらにお風呂にも入れてくれていた。(るる)
- 夜中にマンション内でボヤ騒ぎがあった時、寝ていて気づかない我が家のインターホンを起きるまで鳴らし続けて知らせてくれたこと。(あおべぇ)
■お互いに持ちつ持たれつ
- 近くて気の合う方とは普段から挨拶や世間話をし、携帯電話番号、LINE友達登録をしておいたので、お互いが旅行に行くときに、万一留守中に異変があった時や、緊急時には連絡してくれるよう頼めるし、駐車場の貸し借りや融通もできる。町内会費集金の代行を頼まれたり、逆にこちらが相談にのってもらったりもしている。近所の人は意外とどういう人か、挨拶はしても連絡先も知らないという人は多いけど、お互いに緊急時に、助け合えると、災害対策にもなり、良いと思う。(もり~)
- コロナ禍、誰もが外出を控え、マスクをして会話も控えていました。そんな時、同じマンションに住むご近所さんとベランダ越しに手を振り「元気ですか?」「元気で~す」と心の中で会話。不安なのは一人じゃないんだと勇気が湧きました。(はーちゃん)
- 我が家は大きな除雪機、お隣さんは軽量の除雪機を持っています。日中お隣さんが我が家の前の歩道も除雪機で綺麗にしてくれます。夜に主人が帰宅したら日中お隣さんとためておいた雪を遠くに飛ばします。協力し合っておうちの前の除雪が出来ています。(はるたぬ)
■おすそ分けでほっこり…
- ご近所の方が畑をしていて、特に子供のいる家庭にはよく声をかけてくれます。さつまいも掘りやイチゴ狩りをさせてくれます。他にも大根や枝豆や旬の野菜を分けてくれて、すごく助かっています。(きたまっこ)
- 旦那さんが採り過ぎた山菜、旦那さんが釣り過ぎたお魚など、ご近所さんに分けたりします。お互い様で物々交換のような形のようにもなっているので、なんか昭和っぽいな~と思いつつ、そこから広がるご近所付き合いを楽しんでます!(ここの助)
- ご近所の11歳年上の料理好きの奥さんは、料理下手の私にいろいろ作ってくれます。恵方巻きや惣菜をはじめ、きゅうりのピリ辛漬けやメンマはお店の味のよう。本当に嬉しいです。20年以上のお付き合いで、また歳がちょうど良く離れているので相談や愚痴も話しやすい。お互い良いストレス発散になっています。(とんとんくん)
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