■小さな節約をコツコツと…
光熱費や日常品、食材など、一向にとどまることを知らない価格高騰の波。すっかり辟易してしまっている方も多いはず。そこで、主婦が実践している「値上げラッシュの乗り切り方」について調査! 上手なやりくりの方法について聞いてみました。
※アンケート実施期間:2023年6月13日~6月30日、有効回答数:298
Q.「我が家の値上げラッシュの乗り切り方」はありますか?
約7割が、何らかの節約法が「ある」ということが判明。最も多く見られたのは、日々の食費を抑える節約方法。家庭菜園で食材を自給したり、安い食材を中心に献立を組み立てたりと、食材で工夫をしているという声がとても多く聞かれました。また、「無駄なものを買わない」「閉店前の値下げ品を買う」といった、食材の買い方を変えた方も。ちょっとした工夫で毎日かかる食費を抑えれば、1か月では大きな節約になりそうです。
食費の他に、電気代などの光熱費や、日用品の節約をしている方も。省エネやゴミを減らすことはエコにもつながるので、お財布だけでなく環境にも良い影響がありそうですよね。
まだまだ食材などの値上げは続きそう。ですが、日々の暮らしの中で「もったいない」を減らすチャンスとも考えられます。小さな節約をコツコツ続けながら、この値上げラッシュを上手に乗り越えていきたいですね。
■毎日の”食費”をできるだけ抑える!
食材や調理の工夫で切り詰め!
- 家のベランダでゴーヤ、ニンジン、モロヘイヤ、ツルムラサキを育てています。4歳2歳の子どもの食育にもなり、食材としても活用でき、ゴーヤはツルがグリーンカーテンになり日陰もでき光熱費の節約にも期待しています。(ムーミ)
- 炒め物や煮込み料理に何かと、豆腐、厚揚げ、もやしを投入して、カサ増しによく活用しています!肉が少なくてもボリューム満点で食べ応えあり。(ベルママ)
- 庭にトマトなどの夏野菜を植えているのと、 畑を持っている年配の方と仲良くなり、野菜をおすそ分けしてもらってます。 光熱費を節約するために、 一箇所に集まるようにしたり工夫してます。 買い物で、食品は見切り品から選んで購入し、 買ってきたもので献立を立ててます。また、一気に大量に作り置きを作ってます。(ねここつ)
- ダイエットも兼ねて、栄養面を基準にして必要最低限の食料しか買わない。お菓子や嗜好品が食べたくなったら、100円前後の食べ切りサイズの商品や、脂質の少ない100円以下の和菓子を選ぶ。毎日食べる野菜を、ブロッコリー、ニンジン、トマトに決めてしまう。お酒はやめる。 夏場はガス契約を休止する。(じゅげむじゅ)
- 基本的に主食はご飯にする。たまに食べたいパンは、市販のパンは買わず、ホームベーカリーを利用して、食パンやバターロールを手作りする。家のテラスで野菜を育てる。子供のおやつは、まずおにぎりを毎日1個作っておいて食べさせ、足りないようならば少しずつお菓子を与える。また、カステラの切れ端などが安くスーパーで売られているので、利用する。外食はほとんどせず、できる限り手作りをする(どら姫)
買い物の仕方で節約!
- 近くに3店舗のスーパーがあるので、そこではいつも特売しているものを買う。一日おきくらいに順番に3店舗まわれば、色々な物を特売で買えるので、献立にも困らない。そして、買いすぎには注意しながら、余計なものは安くても買わないようにする。(さくら桜)
- 買い物の回数を減らす。まとめ買いが鉄板。なにか足りない食材があっても他のを入れたりして、なんとかなる。あと家の近くにスーパーがあるので、夜に見切り品狙いに行く。(とかげ)
- 買い物は曜日を決め週2回と決めています。買い物の際は買う物をメモ書きして行く。特売日を買い物の日と決めているので、特売品の野菜や肉、魚中心に購入する。自宅に戻ったら、それぞれをジブロックに1回分づつ小分けにして必要ならば用途別にカットや微塵も施し、全て冷凍する。使う分だけ解凍して使用する。調味料はプライベートブランドの物を安価で買うようにしています。(麦わら帽子)
- 商店街のキャッシュバックキャンペーン、PayPayキャンペーンなどの活用、安く買える時に調味料などを買いだめ。シャンプーはジムで済ませて水道代節約。 エアコン掃除と室外機のカバーで電気代節約。 スーパーの割引タイムに買い物に行く。けど同じことを考えるライバル多い。(まど)
- 今まで購入していたメーカー品をやめてPB商品や格安商品に変更。休みの日に1週間分をまとめて購入していたが、雨の日や閉店間際等に安い商品を購入した方が出費が少なくなった。(はるし)
■お財布にも環境にも優しい「乗り切り方」
省エネ兼ねて光熱費を抑える!
- 太陽光発電があるので、日中発電している時にアイロンや料理をしています。あとは23時から電気料金が安くなってから。食料品はスーパーのアプリクーポンをこまめにチェックして、1人で買い物に行きます。(ポチた)
- 風呂お湯が冷めにくいよう、保温シートを使用。追い焚きで二日目もはいる。洗濯に使うし溜まったらする。車を洗う、トイレ水に使うなど。雨を雨樋から集め庭の水やり。水はタダで貰うやサービス利用。エアコンはほぼ使わず、風通し良くする。夏夜は冷凍庫で保冷枕作る。こたつは電気入れず中に古毛布等入れる。スリーネックを暖める。料理はレンジ、圧力鍋を使い時短。ドレッシングやタレは買わないで作る。安い物を買い、献立を数日分たてる。電気はLED。パンは残りご飯利用で手作りしたり、極力買わない。外食はあまりしない。必ず予算を立てる。わが家と言うより、私一人しかやってないことが多い。(ふたご月)
- 夏場のエアコン代の節約のため、上の階のエアコンを強めに入れて、ドアを開けて冷風の流れる道を作り、下の階は就寝時までつけないか、弱い風量にしてできるだけ冷たい空気を下に落とす工夫をしています。(のりさん)
- ガスも電気も高いので、昔の知恵総動員!をして暑い六月をしのいでいます。へちまですだれ、畳に風鈴、打ち水、タライで水遊び、麦茶に冷やしきゅうり、活動は日の出直後に日没手前、昼間遊ぶなら川や噴水のある公園、、、。7月になればどうにもならずエアコンのお世話になるはずですが、せめて今できることを!(ほのぼの母さん)
もったいないを減らしてエコ&節制
- フローリングの掃除にフローリングワイパーを使っていますが、消耗品のシートは1枚10~20円位かかりばかになりません。着なくなった古着をシートの大きさに切って使っています。夜寝る前、朝起きた時、気が付いた時さっと拭いておけば、掃除機をかける回数も減らせシート代、電気代両方お徳です。(ユリリン)
- 今まで使用していた量を少しずつ減らす方法です。例えばティッシュペーパーは半分に切ったり、余っているポケットティッシュを使うようにしました。調味料も今までより少し少なくしたり、洗濯洗剤もちょっと減らします。そうすることで購入頻度を下げることができると考えました。(ままこ)
- 洋服を買わない。あるもので工夫して着る。ゴミを減らすように心がけると食材を使い切るようにしている。夕方にその日に食べるものを買いに行って割引のもので献立を考える。(レモンライム)
- 食品ロスを出さないよう使い切る。買い物には出来るだけ行かない。見切り品も積極購入して利用し倒す。(どらっち)
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