仕事とプライベートの割合ってどのくらい?
仕事と生活の調和を意味する、ワークライフバランス。近年、生き方が多様化する中で、働くすべての人たちが仕事をしながら育児や介護、趣味、学習、休養などのプライベートも充実させることにますます注目されています。とはいえ、現在ワークライフバランスに満足している人はどのくらいいるのでしょうか。実際に調査してみました。
Q.今のワークライフバランスに満足してる?
DATA
満足している…55%
満足していない…45%
※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答:101人
※アンケート実施期間:2021/10/20~2021/11/3
■もっとプライベートを充実させたい!
- 仕事の拘束時間が長い。平日子どもと朝1時間、夜2時間ぐらいしか接してない。なぜこれほどまでにプライベートを犠牲にしなければならないのかと思う(とらきち)
- 業務時間外で仕事のことを考えると働き過ぎの感じがします(ひろたん)
- 残業なしで仕事をこなせたらプライベート時間取れるけど、このご時世満足なプライベートが送れない(よさこ)
- 時間さえあれば、趣味の絵を描くことに全振りできるのに…と思ってしまいます(軟骨)
- 職場の近くを選んで習い事を始めたのに、事務所移転で通えなくなり、業務を効率的にできるよう改善したところで地獄部署に異動させられ、プライベートを充実させるどころか、ストレスで産業医面談までする始末(かにちゃ)
- 管理職なんてなるもんじゃない。バランスががたがたになります(はらへった)
- 最近は「女性活躍推進」とよく聞きますが、そもそも女性と男性では体力も違うし、女性のほうが家事労働の負担が大きいのが現状なので、もう少し働き方を選べれば良いのに、と感じます。正社員でも6時間勤務可能など(育児・介護がなくても)(ぷちぷち)
■コロナ禍がきっかけ?在宅ワークで働きやすくなった!
- テレワークのおかげで体調もよくなり、仕事が楽になり、通勤と休養の時間が大幅に削減されて生きやすくなった(あす)
- 30代までは、プライベートも大切にしつつ、勉強したりチャレンジしたりと仕事も頑張りました。40代に入ってからは、これまで培った知恵や経験を使いこなしながら余裕をもって仕事をし、プライベート重視で、生活ひいては人生を楽しむように仕事との距離を保って付き合うようになりました(M)
- コロナになって在宅勤務が増え、非常にワークライフバランスがよくなりました!家事や勉強の時間が増えました。コロナは怖いけど、お家時間が増えることは私にはとても心地よく、無駄な時間もお金も使わず自分への投資が増え、家は綺麗になるし、買い物は夕方の値引きタイムに行けて節約になるし、睡眠時間も増えたのでいいことばかりです。 皆がマスクをすることで感染症のリスクも減り、コロナの世の中では一度も風邪をひいていません。 私としては、一生この生活様式が常識化してくれたほうがいいなと思うばかりです(あっきー♪)
- 在宅勤務の日数を増やしています。周囲で断トツ…。色々不調だった体が整ってきました。やはり睡眠は大事…(うまづら)
- 現在在宅勤務を行っているため、自分のための時間や家事などに余裕ができ心も安定しています。このまま在宅勤務を取り入れた働き方がいいです(ミムラ)
- 転職をきっかけにプライベートをもっと大切にしたいという気持ちを素直に周りに言うことができるようになった。これまでの職場では仕事第一でないと許されない空気だった(焼きそばパン)
■ワークライフバランスに思うことアレコレ
- 大切な人に何かあればすぐに駆けつけてあげられるような働き方がいい(カムカム)
- ワークライフバランスを仕事と生活「半々」という誤った認識をしている人が多い(過去、自分もそうだった)。どちらも同じぐらい大事で、どちらかだけを疎かにしていいというわけでもないと思っています。 昔、CMのキャッチコピーで「24時間戦えますか?」というのがあったけど今思えばぞっとするw(あの日のよっしー)
- 現在妊娠中なので、無理のない仕事を在宅で行っています。安定期の今もう少し頑張りたい気もしますが、体調の変化もあってなかなかうまくいきません(モンブラン大好き)
- 難病を発病してしまい、仕事もプライベートもできないことが増えて難しい(ぐるぐるみっと)
- プライベートの充実感が仕事のモチベーションアップの原動力(みきたんく)
- 以前の職場が9、10時の退社が当たり前、遅いときは午前様という状況だったので、転職後の今がとても緩く感じます。多分これが普通だとおもうんですが(TT)
- 仕事も家庭も両方楽しまなければ人生楽しくない(ひまわり)
- ワークライフバランスをうたって上司が残業をせずにすぐに帰ってしまうので仕事が滞ることが増えた(まるる)
- 育児も仕事もなんて無理。子供を産んだことでキャリアがだいぶ遅れた。今は子供をほぼ放置して仕事を巻き返しているが2人目を産むタイミングがつかめない(うしこ)
【まとめ】半数以上が「満足している」と回答。プライベートで一番したいのは「休養」
ワークライフバランスに「満足している」と回答した人が55%となり、半数以上が今の働き方に不満がないよう。「仕事とプライベート、どちらを重視している?」という質問には「プライベート」「どちらも半々」が両方43%となり、「仕事」と答えた14%に比べて圧倒的に多い結果に。やはり仕事重視よりもプライベートの充実も意識している人が多いことがわかります。
また「プライベートに余裕ができたら何をしたい?」という質問で最も多かったのが「休養」(41%)。次いで「家族との時間」(36%)、「習い事」(35%)と続き、自分の健康や家族、趣味の充実を望む傾向があるようです。やや少数派ですが「断捨離」「家の片付け」といった、まとまった時間がないとできないことを挙げる声もちらほら見られました。
さらに、コロナ禍で在宅ワークができるようになったことで、思いがけずライフワークバランスが整ったという声も。この新しい生活習慣を上手に活かして、より自分の生き方に適した働き方が選べる世の中になるといいですね。
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