■もったいないオバケに取り憑かれ…⁉
コロナ禍でおうち時間が増えたことから、断捨離をする人が増えた昨今。とはいえ、どうしても手放すのをためらってしまうものもちらほらあるはず。そこで、主婦を中心に女性に捨てられないものを聞いてみました。家の中を占拠している、思いの強い「物」とは一体何なのでしょうか？
※アンケート実施期間：2021年10月5日～10月21日、有効回答数：459
Q.「捨てたいと思っているのに捨てられないもの」はありますか？
ほとんどの方が何らかの「捨てられないもの」があるよう。多く見られたのが、着られなくなった、または着ようと思って着ていない洋服や、デパートなどの紙袋、お菓子の缶など。「いつか使うときが来るのではないか」というコメントが多数見られ、いつか来る機会を見据えて手放せないようです。
また、写真、子どもの作った作品、プレゼントなど、思い入れのあるものも捨てるのをためらってしまう方が多いようでした。いずれにしても、捨てられないものには何らかの忘れられないエピソードがあるはず。思い出を無理に手放す必要はないですが、もしどうしても処分しなければならなくなったときは、データで写真として残すなど、現代の文明を駆使する方法を取るといいかもしれませんね。
■いつか使う…取っておいてしまう品々
はたから見たらガラクタでも…大事なコレクション
- 洋裁をしていた母の今まで縫ってきたお洋服の余り布、今の時代にはハッとする様な立派な生地があって端材の方が少ししか残っていない事もあって捨てがたい！母は何も作れる程は無いからとどんどん切って紐にして新聞回収の折に使うけど、私はもう二度と来ないバブリーな時代のお宝として取っておきたい（おにーる）
- コーヒー豆の入っていた袋。そのお店にいった(商品を購入した)記念にとっているが、夫からはただのごみ扱い。思い出や勉強になるのになぁ。（カナ）
- 懸賞好きの私にとって応募に必要なバーコードは宝物。そのために本来ごみであるパッケージは捨てずに取ってます。正直捨てたくても捨てられません。（うたこ）
- 大好きなケロちゃんグッズ。タオルをはじめぬいぐるみやハンガー、靴下、歯ブラシ、コップなどなどあらゆるグッズがあります。集めるだけで使わず新品なまで置いてました。断捨離年代になってきているのですがなかなか捨てれず困っています。（ヤマサン企画）
- こけしを集めるのが趣味でした。父がよく東北地方に出張したので、その度に買ってきてくれました。ガラスケースに入れて、今でも大切にしています。捨ててしまうと、父との思い出も捨ててしまうことになりかねません。（あんドーナツ）
- 特にしっかりした作りで、お店のロゴもおしゃれに入っていて、色も黒色、白色などどんな洋服にも合いそうな紙袋が捨てられません。いずれいつか誰かにものを渡す時に使うから…。お出かけする時に何か荷物が増えた時に使うから…。子供が紙袋いる！といった時にきれいな丈夫な紙袋を渡したいから…。（チェリー）
- いつか使うかもとかいつか使えるから役に立つと思って、可愛らしい空き箱や缶や袋などをためて置いています。使用して役に立ったのもあれば、いつ使うのか分からないけど捨てられなくて置いています。断捨離して捨てたいなって思いますが…中々出来なくて難しいですねぇ?（ゆっさん）
- 貰ったポケットティッシュ。あちこちで渡してると受け取ってしまうのに、いざ持ち帰ると使わず紙袋にためてます（さおり）
- 昔観た映画のパンフレット。映画そのものだけでなく、良いも悪いも含めてその当時の人間関係や、学校、家庭のこと等を思い出させてくれるから。（ころ）
いつか着るかも？出番のない洋服たち
- 太ったせいで着られなくなった洋服。何度も体重の増減があり捨てたり買ったりを繰り返して後悔したから。昔の洋服は質も良いので余計捨てられません。（kumiho）
- 成人式に着た着物を捨てられず、娘にも着せました。娘はあまり乗り気ではなかったけど…回り回って古風なデザインだったので、なんとか着てもらえたけど… もう処分してもいいんじゃない？と言われてしまいました。私はできれば孫娘にも着てもらいたいと思っているけど…その願いは叶わないかもよ！と子供たちには言われています。 三世代で着たらなんか嬉しいな！（ぺろちゃん）
- 色とデザインが好みなロングコート。型も古いし、デザインが可愛い感じで今の私には似合わない。だけど、ここまで好みなロングコートを見た事がなくて捨てられないです。（けろりん）
- 出産前に買ったスカート。出産前ですら『痩せたら履こう』と思っていたが、産後太りで更に遠く…デザインが気に入っているので、いつまでも捨てられないと思います。痩せたら履こう。（えむえす）
- 20年以上も前のA.P.Cのスーツ。大学の入学式の為に 母に買ってもらったもの。一緒に梅田の阪神だったか 阪急のデパートへ母を連れて行き、高かったのに 買ってもらった。どうしてもそれが欲しくて ワガママを言って買ってもらい、なかなかすてられずにいます。（ゆかいなばばぁ）
- 初めてもらった給料で購入したワンピース。仕事する前までほしい洋服が買えずに我慢してきたので、給料もらったら、買おうと思っていたロペのワンピース！（来世こそ美人）
- 着物です。お嫁に行く時には和ダンスに一揃い着物を持って嫁ぐものだと 両親が着物を買って持たせてくれて、とても高価だったので、着なくなっても捨てられません。両親が苦労して稼いで、私に着物を持たせてくれたのに捨てるなんて…という思いでまだ置いてあります。（まこリン）
- もう十年以上きていない、母に作ってもらった洋服、セーター。スカートは膝上丈で履けず、手編みのセーターは着る機会もないです。 洋服類はいつでも買えるけれど、母に作ってもらうことはもうないだろうな、と思うと捨てられません。着ていた当日の思い出と母の愛情が詰まっています。（りえ坊）
- 着くたびれたパジャマいい加減新調しようと思いつつも、テロテロになったパジャマが心地よくて、つい捨てられず今年も着てしまう。（ずん）
- ぼろぼろの下着 旅行に行くときにボロボロのを着たり持っていったりしてそのまま捨てているが、コロナ禍で旅行にも行けなくなってしまった。 もう少ししたら旅行にも行けるかもと溜まったボロボロの下着たちを捨てられない。（むみ）
■思い出があって捨てられない！
子どもや親、友人との思い出の品
- 今は中学生の娘の、幼稚園の時に描いた絵の数々。早生まれの娘は同学年のお友達と比べて、あまり上手じゃなかったのですが。笑 最初は顔から手が出てた人の絵が、学年が上がるにつれて段々人間らしく描けるようになった成長過程が見れて、なかなか捨てられません。（あやっぺ）
- 写真です。半分以上に選び抜きましたが、それでも大量にあり、何度か見返しては惹かれなくなった写真や自分の顔映りの好きじゃない写真を手放しています。（お気楽）
- 子供が保育園や幼稚園で作ってきた作品や塗り絵。かさばるけど捨てられない。 自分が子供の頃に大事にしていたぬいぐるみ。遊ばなくなってからもずっと部屋にあった。子供に渡しても子供は興味を示さなかったけど、今思い出もあるし、家にあるのが当たり前になっていて、今更捨てられない。（ちっぷん）
- 亡くなった母が作ったパッチワークの作品。カバンやポーチなど使えるものは使っていますが 他にもタペストリーやカバーなど 数が多くて。 厳選したいけど母が 一針一針縫っていたことを思い出すと どれも捨てられない。（フリージア）
- こどもが部活で著ていたユニフォーム。色んな場面が思い出され、着ることもないでしょうが捨てられません。青春ドラマではありませんが汗と涙が染みこんでますから。（gonky）
- 結婚式にいただいた電報。定型文ではないメッセージを送ってくれた方からのは、当時を思い出し、新婚当初の初心を忘れないよう心が引き締まる思いで読み返してます。転勤族なので引っ越し作業の度に読むのですが、毎回捨てずに新居に持っていってます。（あみだ）
- 子供が6年間背負ったランドセルです！今はお財布やキーケースにしたりと形を変えて残しておくのも良いかな、と思ったんですが、子供に聞くと 「そこまでしてランドセルを残しておく必要はないじゃない？」と言われ…捨てれないのは親だけの様です…苦笑（六花六花）
こっそり取ってある捨てられないもの
- 数年でやめた10年日記。とにかく大きい、重い、書いてないので捨てたいのですが、結婚直前から始まっていて、当時のことを思い出して懐かしいので捨てられないです。かなりの個人情報なので、消去したいけど、シュレッダーをかけるのも大変だし。（ありむすみ）
- 元カレからもらった誕生日プレゼントの腕時計。指輪や服は一緒に見て買ってくれたがこの腕時計だけは自分で選んでくれた物だったので。（みの）
- ファンクラブに入っていたアーティストの初回限定版のDVD、最近は観ていないし場所も取るけど、その頃の熱量を思い出すと捨てられません。（ここなず）
- 手書きの卒業論文です。 今ならパソコンでさらさらと出来ますが、 文字も図も手書きでした……… 苦労がにじみ、時も流れ、セピア色になっちゃいました。 （いしころ）
- 小、中、高校時代の自分の卒業アルバムが、捨てたいのに、捨てられない。かさ張るが、思い出があるので、心は複雑。（かっちゃん）
- 遠距離恋愛してた元彼からきた手紙や買ってもらった物。違う人と結婚してしまったけど捨てられず隠してしまってあります。（ほろよい）
- 高校生の頃からアニメオタクになりアニメ部で描いていたセル画や漫画原稿、社会人になってからコミケに参加するようになり描いていた自作漫画、少女漫画雑誌に投稿した投稿作品の原画、結婚してからもイラストを描き続けていたので、とにかく漫画に関する物が沢山あります。見返すとその年代で趣味に没頭して楽しんでいた自分が思い出されて捨てに捨てられないんです。デジタルにして保存すれば良いのかなぁと思いつつ、ペン入れした原稿を見るとやはり捨てにくい。（なっちゅ）
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