■人生には「タラレバ」がつきもの！？
生きていると、決断の機会が多いもの。結婚や就職などの重要なライフイベントから、晩ご飯や買い物などの日常的なことまで、日々判断の連続です。それだけに、過去の選択を振り返り「あの時ああしていれば…」と思い返すことも少なくないはず。そこで今回は、悲喜こもごもの「タラレバ」エピソードをご紹介します。
※アンケート実施期間：2021年7月15日～7月29日、有効回答数：150
Q. もしあの時ああしていれば…という「タラレバエピソード」はありますか？
約8割が「タラレバエピソード」が「ある」と回答。やはり、多くの方が過去の選択に思いをはせることがあるようです。
驚きなのは、結婚相手や恋愛に対する後悔エピソードが多かったこと。「選ばなかった方の人と結婚していたら」「別れてしまったあの人と続いていたら」など、パートナー選びで別の未来を想像する声が多く聞かれました。その他にも、進学や就職、健康、家選びなど、重大なライフイベントに関する「タラレバ」も。人生は選択の連続。生き方を左右する可能性が高い物事には、やはり「タラレバ」はつきものなのかもしれません。
■進路、結婚…重大な決断の「タラレバ」エピソード
今の結婚相手に後悔…！？
- 結婚のこと。結納まで調った、個人経営を目指していた歯医者さん。その頃はまだ他の歯科医院へ研修に行ってたのですが、それが週に二回だけ。将来不安になって結婚を取りやめました。親は町議会議員さん。親にも泣いて止められましたが自分の意志を貫きました。今、有り難く人並みに幸せですがお金はありません。時々あのとき違う道を選んでいたらなぁと思うのです。（お勉強大好きベロ君！！）
- 遠距離恋愛に疲れて、他の人と結婚したけど、もしあのまま彼と結婚していれば、玉の輿でレクサスをブイブイ言わせていたのになぁ… 軽四で我慢するしかない、あぁっ残念(T_T)。（めがねもりくん）
- 元カレが、プロ野球選手、オリンピックの柔道選手、飲食店の社長。その誰かと結婚していれば、大金持ちだったのかも…。全て自分からふった人たち。まぁ仕方ないよね。今は普通のサラリーマンと結婚。人生そういうものなのかもしれないですね。（nana）
- 18歳の頃と20歳過ぎのときに同じ男性に告白されたのですが友達以上に思えなくて2回とも断ってしまった。今となってみればあの男性ほど自分を思ってくれる男性は居なかったし、彼と付き合っていたら幸せになれていた気がする。（ちわわん）
- 学生の頃にクマさんのような同級生から告白されたが全くタイプではなかったのでやんわり断った。しかし彼はいわゆるハイスぺ男子で、夫としてはとても向いてるタイプだからあーーー、もったいないことした！？ってちょっと思ってる。彼はいまだに独身で、やっぱりモテてる模様。（ぽむぽむさん。）
- 旦那と出会って２回目で付き合い。年上だしいろいろ出してくれてなんかお金に余裕もあるし、すぐ同棲開始したら…借金あるわ。お金あったら使うわで 最初は大変でした。結婚はよく知ってからするべき。（なみや）
- 恋愛してたけれど結局お見合いで決めました。その人と結婚してたらもっと楽しかったと思います。孫には素敵な人と恋愛して決めて欲しいです。（とりちゃん）
若い頃の自分に言いたい！「進路選びは慎重に」
- トップ高校に合格できたが、周りが天才過ぎて勉強してもしなくても成績が変わらなかったため、努力を怠ってしまった。あの時少しづつでもやっていれば人生変わっていたかもと思う。（mikitan）
- 就職氷河期。2社の内定をとり、某メーカーと某ソフトウェア系の会社のうち、ソフトウェア系の会社の内定を辞退。もしそっちの会社に行っていたら、今頃は専業主婦だったんだろうか、と思うことがある。（まる）
- 高校を卒業するとき、看護学校に行くか、歴史が好きなので大学史学科に進学した。あの時、看護の道を選んでいたら今でも現役で活躍していたと思う。 だから娘二人には薬剤師と管理栄養士として医療現場で今、頑張っている。（ねばねば）
- 家庭の事情で大学進学を諦めたが、奨学金をもらってでも進学しておれば、今頃資格をもって仕事についていたと思う。資格をなにも持っていない現在に不安がある。（EH）
- 地元の高校に進まず都会に出ればよかった。もっと回りの大人を巻き込んで親を説得すればよかった。（kumiho）
- 大学時代就活をもっと真剣にやれば良かった… 就活自体に疲れていて一番最初に内定をもらったところに就職したけどブラックで1年ちょっとで退職。その後パートで働いているので夫婦で正社員だったらもっと生活に余裕があるのかなーと思ってしまう。（ちゃむちゃむ）
住んでみてわかる、家選びのタラレバ
- 資金をある程度貯めてからマイホームを購入すべきでした。 長年の親の介護や冠婚葬祭費用で毎月ギリギリの日々。こんなはずじゃなかった～。 （シンバ）
- 2年前、移住したいと物件を探していた。予算の中でいろいろ見てきたのだが、終の棲家という思いが強すぎて結局、今の場所から動けずじまい。残念！憧れの湘南暮らししたかったなぁ～。（白髪茶）
- 家を見に行ったとき、実家から遠いと、買うのを見合せなかったら、住む所で苦労しなかった。（そえちゃん）
- 住宅メーカーの担当者が手配したまま地方銀行で住宅ローンを組んだ。金融の知識が乏しかった若い頃だから仕方なかったけど、その後、金利低下とともに見直し、ネット銀行に借り換え。だいぶ下がり買い物でも割引になる、何度繰り上げても手数料無料、等など、信じられないくらいお得になってびっくり。多分総額何百万も違う。これだけ稼ぐには大変なのだから、こんな事なら最初から自分でしっかり調べて、一番お得な銀行で住宅ローンを組むべきだった！と後悔。せめて、もっと早く乗り換えていても良かったのでは、と取らぬ狸の皮算用！（もりぃ）
健康のタラレバで大後悔…
- 人間ドックしたのに、忙しくて再検査を見過ごしてしまい、あの時病院にかかっていればガンにならずにいたかも。（いかちゃん）
- 20代で病気になり、薬を毎日飲まなくてはなりませんでしたが、仕事をしていて、忘れる事がだんだん多くなりました。でも、あまり代わり無く過ごせたので血液検査も問題無いので、時々忘れても気にしませんでした。先生にはよく注意をされていました。必ず飲む事を、私も嘘ついて毎日飲んでいますと言っていました。まじめに飲んでいれば脳梗塞になることは無かったととても反省しています。取り返しがつきませんが、私が悪いので自分でしたことなので、あの時に戻りたいです。ちゃんと薬飲む自分になりなさい。（ココ）
- 夫は今月から肺がん治療を開始しました。1月から咳が続き受診を何度も促したのに無視され先月手術可能のステージ3だったのに転移があり手術日前日にステージ4になり出来なくなりました。診断から手術日まで3週間あり、日程の提示の際に勇気を出してもっと早くと依頼していたら今頃家で療養していたのではという気持ちが強いです。夫にはほうっておいたら手遅れになるかもと話した際にその時はその時なんで無視しなければ…今となってはあの時、対応していればこんなに辛い治療もせず時間もお金もかからなかったのにと後悔ばかりです。（ゆっこちゃん）
■日常の選択ミス！？プチ後悔あれこれ
恋愛のほろ苦いタラレバエピソード
- 高校生の時、すごく好きな人がいました。恐らく相手も私のことを好意的に思ってくれていたのですが、私が恥ずかしさから素っ気ない態度をとってしまい、すれ違いというか自然消滅してしまいました。（ケミオママ）
- 絶対に相思相愛だったと今でも思う職場の先輩。思い切って告白したら、「俺、ダメなんだよ」と。それ以上自分が傷つきたくなくて、「分かりました」と引き下がったけど、「ダメ」な理由を聞いておけばよかった。「ふられた」というより「先輩があえて身をひいた」ような気がして、未だに未練。もう25年前の話。（ぴぃ～もも）
- 初恋の相手に大人になって再会。結婚を前提に付き合って欲しいと言われたが自己肯定感が低すぎて自分に自信が無かった私は「こんな私じゃ彼につりあわない！きっといつか振られてしまう！」と思い断ってしまった。今思えばそんなこと考えずに一度付き合ってみれば良かったと思ってる。（ぴーす）
- 当時、親しくしてた人。異動で遠方に。遊びにおいでと手紙が届いた。丁寧に行き方まで記してくれてた。何故行かなかったのか。臆病すぎた。何年も経過し再会。でも、すでにお互い家庭もち。あの時、現地まで行っていたら…、大切なきれいな思い出です。（ねずみ）
- 中学のとき大好きだった男の子。せっかく付き合えたのに、初デートで恥ずかしすぎてロクに会話ができず、結局振られてしまった。あのころはむだに自意識過剰だった…。中学時代に戻って、青春しなおしたい。（うーたろう）
ここに行っていれば、遊んでおけば…後悔先に立たず
- 2019年の年末の事。ましゃこと福山雅治さんのカウントダウンライブにやっぱり参戦しとけばよかった。奇跡的にチケットも取れていたのに。家庭内の事情で行けなくなりました。また来年行けるそう思ってたら、コロナな影響でライブは中止や延期。友達にも会えず。後悔の日々。やっぱり、あの時無理にでも自分の意思を通していたら。無理にでも参戦していたら。そればかりが頭をグルグルと駆け巡ってます。（はぃび）
- 長野オリンピック会場を視察できる機会が巡ってきたが、パート勤務をやり出したばかりだったのであきらめたけど、別に必死に働く責任あるポジションでもなかったので、甘えて休んで行かせてもらっとけばよかった。（激まねき猫）
- 小学生の頃習っていたピアノの先生が夏休みにアメリカのディズニーランドに連れて行ってくれると言った。行きたい気持ちはすごくあったのだが、さすがに一人で先生と旅行、しかも海外では怖い気持ちもわき、断ってしまった。その後お土産をもらい話が出るたびに行けばよかったと後悔ばかり…（retain）
- 若い時にもっとたくさん遊んでいたら良かったなぁと思う事があります。子供がいる今では夜遊んだりなんて出来ないしそもそもそんな元気もないです(笑)。（あゆみ）
- 友人が旅行に誘ってくれたのにいつでも行けると思って断ったら、コロナ禍で行けなくなってしまった。今度はいつ行けるか、行っておけば良かったと思う。（ダルマ）
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