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今の勤務スタイル、いつまで続く?出勤や在宅…働く女性のストレス事情


出勤スタイルは元に戻りつつあったが、再び感染数が拡大傾向に…今後どうなる?

2020年は新型コロナウイルスの影響で、多くの人の勤務スタイルが変わりました。とはいえ、勤務スタイルが元に戻ってきている会社のあるものの、再び感染数が拡大傾向に…。そこで、現在の勤務スタイルに対する思いやストレスについてアンケートを実施してみました。

 

 

Q.現在の勤務スタイルにストレスを感じている?

DATA
感じている…62%
感じていない…38%


※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答数:135人
※アンケート実施期間:2020/10/14~2020/10/28

 

 

■勤務スタイルに限らずコロナでストレス倍増…

  • 初めは通勤がなくなり楽だなあと思ったがずっと家で仕事となると仕事と私用の区別がなくなり、丸一日座って仕事をしているようになってしまった。仕事用の机ではないので椅子と机とが自分に合っていないようで首の痛みが出てしまった。会社での仕事より体がつらい。電気代とミネラルウォーターの消費が凄い。会社では飲み物は無料で飲めたので(とと)
  • もし在宅勤務が続行されるのであれば、通信費など諸経費の補助を出してほしいです。冷暖房費なども家にいる分かかっているのが負担です。そしてオンオフの切り替えができなくて仕事もはかどりません(たか)
  • ほぼ在宅で1人暮らしなので、人とコミュニケーションもとらないので鬱気味…コミュニケーションがこんなにも大事だとは思わなかった。でも出社するのもちょっと怖い(N)
  • 通勤や拘束の少ない在宅ワークは最高なのですが、家族が多く部屋数が少ないため、仕事をする静かで邪魔の入らない仕事スペースを確保することが難しいです(バニラ)
  • 在宅できることはとてもありがたいです。洗濯、掃除がしやすくなり、寝具の洗濯頻度が増えました!以前は週末に雨だったり出かけたりすると1か月くらい寝具を洗わないこともあったのですが、今は最低でも週に1回、だいたい週2回洗濯できています。現在自分が購入した分譲マンションに暮らしていますが、離婚して行き場のない母を住まわせているため、もともと気に合わない母と一緒にいる時間が増えたことは在宅勤務の唯一のストレスです(あっきー)
  • 紙ベースの業務が多いので効率が悪いこと、机や椅子、通信等の作業環境が悪いことは勿論のこと、何よりも「おうちで仕事」というのが嫌で嫌でしかたがない。自宅が「仕事のことを考えずに安らぐ場所」でなくなったのが一番のストレス。早く通常業務に戻して欲しい(ゆき姉)
  • 外に出なくなったので外的刺激が圧倒的に減った。最近の流行や考え方など目から入る情報は多いのを思い知った(ym)
  • ペーパーレスになってない書類の処理ばかりなので、出社しないと仕事ができない。ほんとにありえない(ねむ)
  • 週1、2回の出社ですが、同じ部署内でローテーションしているため、出社しても親しくない人と会うだけで会話も必要最低限。それでも誰とも話さない在宅勤務よりは気持ちが晴れ晴れとすることを実感します。人と会ってコミュニケーションを取ることは思っている以上に精神的に重要なことだと感じました(みぃー)
  • 出社か在宅か勤務体系の融通がきくのはうれしいが、電気代など会社からの補助がないのが家計的にストレス(蕾)
  • 在宅勤務時は近くに上司や先輩がおらず、チャットですぐに連絡を取れるとはいえ、質問や雑談をしにくい環境なのが苦痛&不便。また、一人暮らしでの仕事は気楽で良いと思われるかもしれないが、たまに孤独感で発狂しそうになる(ラッコ)
  • 実家住まいのため、家にいると親が甘えて家事の負担がすべて私にくる。三食作るのは、飽きたし外食したい!(栗っ子)
  • 今回の在宅ワークで、大体のことは自宅でも作業ができると分かったのだが、他部署から見たら出社していないうちの部署は暇だと勝手に思われているようで、ヘルプを頼まれることになりそうなのがストレス。何も状況を理解していない他部署に口を出してくるな!って言いたい(ぽむぽむさん。)

 

■リスクを感じながらの出勤がストレス!

  • 鉄道系なので変わらずに出社。内勤で家で出来ることがほとんどなのに上層部の意識が変わらない限り柔軟な働き方にはならない(りんご)
  • 緊急事態宣言中は在宅でしたが、解除された途端に全社員出社。マスクせずに話す人がいたり、会議は人の間隔狭いし、全社員出席の会議を6時間缶詰めで行ったり…気分が悪くなってしまうのは自分だけなのか、会社がどう考えているか近々聞こうと思います(くま)
  • 基本出社スタイルで、月に1回だけナゾの在宅勤務デーがある。せっかくリモート用のPCが全員に一人一台あるのに月1回しか使わないし、体調が悪いので今日は在宅にします、といったことが会社の規則では「自己都合」になりできないらしい。なんのための在宅勤務?リモートパソコン?って若手はみんな疑問に思っているが上は頭が昭和なので何とも思ってない様子(とみ)
  • 在宅と出勤が半々。時間の長い会議はなるべく在宅でしたいのに、出勤日に重なると最悪。そこそこ密になる会議室にこもって換気もなしの3時間とか…。なんなの?(あす)
  • 混まない電車で通勤はいいですが、窓口業務なので感染リスクが高いと感じます(ごじゅ)
  • IT企業で在宅でもできる仕事なのになぜか在宅にならない弊社。通勤電車やデスクでもいつ感染するかとストレスしかありません(ちってぃ)
  • セキュリティ上、テレワークだと利用できないシステムがあるが(所定の手順を踏まえれば利用可能)、何の疑問も持たず、何の努力もせずに、使えないからできませーん、でも会社には来たくないのでテレワークという名の自宅待機したいでーす、という輩がいて面倒くさい(あ)
  • マスクしない人とか電車にも人が増えてきてるし、在宅でもできることがいっぱいあるで、もう少し柔軟に考えてほしいなあと思ってます(るーぴん)
  • 緊急事態宣言中は完全在宅勤務となり急ピッチで環境が整ったのになぜか10月から完全出社に。まだまだ新型コロナが猛威を振るっている中通勤するのは怖いです(カオティー)
  • 状況に合わせて柔軟に対処してくれない会社にもストレスはたまりますが、テレワークであることを前提とした記事やニュースを見る度に該当しない自分に虚しくなるしストレスがたまります。「テレワークの何%の人は○○だ」みたいなのをみて、そもそもテレワークじゃないし…って悲しくなります(じょぉじ)
  • 社内的にリモートが推奨されていない。設備も整いきってないが「リモート=サボってる」と考える古い体質の会社(えびさん)
  • 外線を取らないといけないから、出社しなければならない。ケータイに転送するサービス導入してくれ(ぴーきち)
  • 週一回出社しているが、同じチームの人たちは完全在宅。出社日はオフィスでしかできないいろんな仕事を頼まれて、いつも時間が足りなくなる。ラッシュを避けて早く帰りたいのに。「fundamental work」の意味がよくわかった。外で働いている人には感謝の気持ちで接しようと気持ちを改めた(マーマレード)

 

■出勤のないテレワークになってからノンストレス♪

  • 在宅は、確かに黙々やる仕事は捗るのですが、一人暮らしなので、打ち合わせがない日は誰とも話さなくて地獄!笑 でも会社の人とあまり余計なことを話さなくなったことと、通勤のストレスがないことはとても楽です!(ありんこ)
  • 楽しみだった会社帰りの道草ができないのがストレスですが、通勤時間がまるっと自分の時間になってありがたいです(おにちゃん)
  • いきなりテレワークを命じられた当初は戸惑いとストレスを感じてましたが、今では通勤した日のほうがストレスを感じてます。通勤時間が無い幸せを覚えてしまった今、コロナ禍が終わったときのことを考えるほうがストレスです(WEST)
  • 週に1~2回出社しています。もともとインドア派なので、ストレスどころか快適すぎて元には戻れないかも。とはいえ一緒に仕事をしていくなかでコミュニケーションが大事な側面はあるので、完全在宅よりは必要に応じて月1~4回くらいの出社が理想(あゆみ)
  • ひとつは生活リズムが壊れること。ふたつ目は、一人暮らしなので人間との接触が激減したこと。6~7月は、在宅勤務に慣れず体調を崩して(食事をしていたら歯が落ちたり、吐き気やめまいに襲われたり)結構お休みを取りました。今はとりあえず、いつも出勤してた時間には家を出て、ちょっと遠いコンビニに行ったり、リズムを戻したら「ラクかも?」と思えるようになりました(ゆき)
  • 在宅勤務大歓迎なので勤務スタイルについてはストレスがありません。それ以外ではありますが…(佳教)
  • 週1出社なので、通勤も少なくストレスはない。コロナが収束しても、在宅を併用したい(ね)
  • 選択制ですが、出社が必要な業務がないので、この4か月間は出社せず在宅勤務です。初めは、不安定なネットワークを入れ替えるなど面倒だったし、電気代など経費も自分持ちで在宅手当がでないのは難点ですが、結局は、メリットのほうが上回ります。出社のためのメイクや着替えも不要で身だしなみが楽なところが最大の魅力!お喋りは好きですが、集中しているときにしょうもない話に笑ったりうなずかなくてはならなかったり、と付き合いや愛想が結構なストレスだったのだと今となっては感じています。在宅勤務になってからは、自分らしい生活スケジュールがとれるし、仕事が終わったらすぐにプライベートだし、結果、ノンストレスです!!(オレンジ)
  • 外作業の多い弊部はコロナで外部作業が激減、オフィスにいる意味もないので完全在宅になった。外で働いていた分達成感がないところはあるけど通勤と移動がなくなったので時間に追われるストレスが皆無に。これはこれでいいと思っている(ym)

 

■勤務スタイルに限らずコロナでストレス倍増…

  • 残業代カットのため、定時退社を義務付けられているが、カスタマーサービスなのに翌日に持ち越したり、サービスを制限させるのはCSに全くなっていない。この先、見切りをつけられる気がする。あと、他の部署や役職が違えば残業しても良いっておかしいと思う。今まで上司や勤務体制にあまり疑問は無かったが、今回のことでそれが露呈された。上司の器の大きさが意外と小さいと感じるこのごろです(ゆかり)
  • コロナなのに社員のことは全く考えておらず仕切り板もコロナにはならないといううことで却下。来客のかたはどう思っているのでしょうか(K)
  • 会社の業績があまり良くない為出勤の日を増やされているが、光熱費等の経費もかかって社員のモチベーションは下がって逆効果だということに経営側は思い至るべきと思う(みぃ)
  • 在宅、出社問わず残業をさせられています。出社して残業の翌日にテレワークでもなんだかモヤモヤ。働く場所を選ばないというより自宅に限定されています。子育てや介護をする人にはいいかもしれませんが、時間を有効に使えていない気がします。リアルでしか会えない人、モノ、経験の大事さがあると思います。企業にもよるかと思いますが、コロナが終息したら、原点に戻ってあり方を検討してもらいたいです(A.S)

 

 

【まとめ】 6割以上が勤務スタイルにストレスを実感。半数以上が完全出勤に

現在の勤務スタイルについて聞いたところ、「完全出社」が最も多い57%、次いで「一部在宅」(21%)、「完全在宅」(12%)、「選択制」(8%)となりました。半数以上の人が完全出社という勤務スタイルとなり、コロナ禍以前の状況に戻りつつあるようです。

 

その上で「勤務スタイルにストレスを感じている」と答えている人が6割を超え、多くの人が現在の勤務状況に不満があるよう。出勤の人は、感染リスクを負いながらの勤務に不満の声が多く聞かれ、在宅の人からは、家での仕事環境や紙ベースの仕事ができないことについてストレスを感じているという意見が多く見られました。

 

一方で、在宅になってから「時間を有効に使える」「わずらわしい人間関係に縛られずに済む」などストレスから解放された人の声もあり、在宅勤務の人のほうがストレスが少ない傾向が。

 

「現在の勤務スタイルはいつまで続く予定?」という質問に、56%が「今後ずっと」、35%が「未定」と回答していることから、まだしばらく現在の勤務スタイルが続くと考えられそう。とはいえ、今回のコロナ騒動により働き方を見直すきっかけになったという声もあり、今は自分に合った勤務スタイルを考えるタイミングなのかもしれませんね。

 

シティリビングWeb「叫びのツボ」

 


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