新型コロナウイルスによる影響で休止の習い事も…
4月に発動された新型コロナウイルスによる緊急事態宣言。5月末に解除され、世間に「マスクを常時着用」「密にならない」「ソーシャルディスタンスの確保」などの新様式が広がっていきました。これらの対応は飲食店などが大きく取り上げられがちですが、ジムなどの習い事にも大きな影響が。パンデミック以前から続けていた習い事について、現況を聞いてみました。
Q.緊急事態宣言後、習い事やジム通いは続けてる?
DATA
全て続けている…32%
もともと習い事もジム通いもしていない…27%
全てやめた…19%
続けたものとやめたものがある…13%
そのほか…9%
※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答数:242人
※アンケート実施期間:2020/9/9~2020/9/23
■感染リスク対策をしながら続行!
- マスクをつけてジムで運動しています。最初はきつかったが、有酸素運動で効果があがってきてマスクありでも大丈夫かなってかんじです(どんちゃん)
- コロナ前は、都内のスタジオでピラティスや(たまに)ヨガをしていました。そのスタジオをやめて、新たにスタジオ探しをしようと思った矢先にコロナ騒ぎになってしまいました。緊急事態宣言解除後は、自宅から自転車や徒歩で行けるジムへ入会しました。できればピラティスを再開させたいのですが、このコロナ禍で職場も時差通勤や在宅勤務になったので、自宅近くのジムは何かと使い勝手がよく今のところ続けられています(ミスドちゃん)
- 運動中も常にマスク着用。通気性の良いマスクを探して情報を共有しています(YU)
- ジムは30分制限がかかりました。物足りないけど楽しめるだけうれしいです。人が多い時間を避けているので通う回数は減りました。あと、書道を習っていましたが、教室が再開されません。もともと無い腕がもっと落ちてしまいそうです(プシケ)
- ジムもいろいろ感染対策をしているので少しは安心して通っています。かかってしまうときは、マスクをしてようがかかってしまうので、そのときはあきらめます。ジムに通えなくなってしまうほうが心身ともに弱ってしまいそう(パン)
- マスクをしての運動は息苦しくて辛いですが、各クラス人数制限があり予約の取りにくいクラスもあるけど、スペースを区切ってあったり、フリースペースもマットがすでに置いてあったり、以前は窮屈だったところがちゃんとスペースをとってできるので、やりやすくなったところもあります(とりかな)
- スポーツジムですがマスク着用、スタジオレッスン人数の削減、ドアは開放となりましたがちょうどいい人数だし混み混みより ストレスなしで動けます。別のスポーツジムは扉は閉めるし、レッスン前の整列時、ロッカー、お風呂での大きな声でのおしゃべり、にスタッフは何も対策とらないのでやめました。スポーツジムもスタッフ、お客さんの質でこうも違うとは… (ころなぶた)
- 茶道の先生は、ご高齢にもかかわらず来るものは拒まずとずっと続けてくださいました。ただし、濃茶の回し飲みは禁止です。そして、マスク着用で頑張っています(さっちゃん)
- ずっと自粛していたが体を動かすことがなくストレスがたまり、体の具合がおかしくなってしまった。コロナにかかるリスクは減るかもしれないが他の病気になってしまうと思って、ジムが再開したら回数を減らしてとにかく気を付けて行くことにした。ジムのお風呂へは入らず、マスク、消毒を念入りにしあまり混んでいるときは行かず、あまり話さず、帰ったらすぐシャワーを浴びる等、徹底的にコロナ対策をしている。対策も疲れる。早くコロナ収束を願うばかり(コロナ嫌)
- ジムとフットサルは緊急事態宣言後、復帰しています。しかし、吹奏楽は練習再開しているものの、不安があるし、次の本番予定がないこともあって、様子見しています(あやね)
- 好きなものを持つのは、辛い時期に役立ちます。心を救ってくれる思いです。なので、なるべく習い事を続けたいと思っていました。その教室を運営されている会社も扇風機を入れたり、窓を開け換気を常に気を付け、講師の前に透明な板を設置したりと存続に努力してくれています。強いて言えば、透明な板に光が反射して、黒板に書かれた文字が見づらいです(刺身嫌い)
- パン教室はマスク着用必須、手洗い消毒必須ですが、加熱して高温で長い時間焼くので大丈夫かと思いやめていませんが、生徒が減り、最低人数集まらないと中止になることも。どんどん上達したいので続けたいな(歌が歌えない歌のお姉さん)
- 営業時間は元に戻ったがフロアの収容人数が制限されマスク必須なので、エアロビクスなどの息が上がるようなハードなクラスはなくなった。風呂場と更衣室以外ではマスク着用が厳守であごマスク、鼻出しマスクも注意される。なぜか年齢的に高い人が注意されがち。しっかり注意してくれるので安心感はあるがマスク非着用が許される場で会話禁止なのに守れないユーザーが多すぎてうんざりする(ym)
- ダンススクールは中断しましたが、絵画や彫刻教室など、席間隔が広いものは続けています。以前はしなかったですが、家に帰ってからの続きや仕上げに手をつけるようになりました(みな)
■オンラインで継続、または新しく開始!
- コロナ後のほうがうまくいっている英会話。飲み会やお出かけが減った分、家にいる時間をオンライン英会話にあてられている。 以前は月1も怪しかったときもあったのに、今では週4日を続けられている(伊佐美)
- オンラインに切り替わって語学を学んでいます。zoomあるあるですが使い方がわからない人がいたり、マイクの設定が大きすぎてイヤホンを外してしまったこともしばしば。最近は慣れてきて、むしろオンラインのほうが正確に伝えなければいけないような気がして、より気を使って話しています(KAO)
- コロナの影響で、習っていたヨガをオンラインに切り替えました。感染予防にもなるので、今後しばらくはオンラインで続けたいと思います(りえたん)
- 緊急事態宣言が出たときは、タヒチアンダンスを習っていてオンラインで3回やりました(あぶり)
- 子どものピアノのレッスンがZOOMでできたのは、ちょっと良かった。台風のときにも代用できたので(まーちゃん)
- お休みしているジムで、オンライン講座ができました。決まったコースでなく、単発でワンコイン(税込みだと550円)なので都合が合うときだけ受講しています(bm)
- コロナ前ではオンラインセミナーをしていなかったけど、コロナをきっかけにオンラインセミナーを開催するようになり、案外コロナのおかげ、なんて密かに思っていることもある。新しい生活様式。悪いことばかりではない!!(CHEEE)
- ヨガ的なクラスを受けていて、今も続けているけど、回数は月1に減らしました。浮いたお金でオンラインレッスンを追加。それぞれの良さがあり、今はいいバランスです(みゆき)
■感染リスクが不安で解約、もしくは休止中…
- 今は普通の外出も控えているので、習い事等まだ行く勇気が出ません。仕事もテレワークがメインなので、自宅にいることが多く、体調のほうも不調になりつつあるので、とにかく思いっ切り出かけてみたいです(ぴちょん)
- ジムがこわくて行けない。いつになったら、再開してよいものやら悩む(yoshi)
- 親が高齢者なので、万が一自分がコロナに感染したら大変なので外で習い事は一切やめました(イズミミン)
- シャンソン教室だけ、いまだ再開していません。やめるつもりはないのですが、声を出す講座は、カルチャーセンターによって判断が違うようで…。早く歌いたいのですが、なかなか難しいみたいですね(クーコ)
- コロナ前からずっと契約はそのままにしているけど、コロナになってから、罹患するのが怖くて全然行けていません。 行って、体作りをしたい一方で、もし罹患したら…コロナの症状も怖いし、周りにうつしてしまうことも怖いけど、何より怖いのは、うわさ話とか悪口。差別され続けそうで、そっちのほうが実は怖い(かめ)
- オンラインでヨガをやりたいと思っているけど、自宅だとなかなか始められない。やっぱり、友達と一緒に通いたいし先生にも直接会ってレッスンを受けたい。早くコロナが終息して欲しい。旅行やランチでさえ計画できない。自分はよくても、皆家族があることだから、誘うのにも躊躇してしまう。何せ会社が自粛要請しているから、行動にうつせないのが現実かな(akkiy)
- 茶道を辞めた。狭い茶室での密、同じお茶碗での回し飲み、気持ち的に不安で通う気がしなくなった。楽しくなってきたところだったので残念(E)
- 以前英会話教室に通っていましたが、狭い縦長の部屋にの10人くらいの生徒が対面で会話を続けていてことは今となってはとても考えられません。唾が飛んできたかな?と思うことも少なからずありました。今も英会話に興味はありますが、良心的な価格であればオンラインを活用したいです(ひこうき)
- コロナもおさまってきたかなと思い、思い切ってスポーツクラブに入会。コロナ対策もしっかりしていてトレーニング中もマスク着用だし、安心と思っていたのですが、年配の常連と思われる人がお風呂の中で会話されてて、しかもいつ行っても誰かが必ず会話しているので、ゆっくりお風呂にも入れず。トレーニングとは直接関係ないのですが、なんとなく嫌だなぁと思い、足が遠のき、結局、辞めてしまいました。若者がコロナを広めているように言われていますが、街を歩いていると、年配のおばさん、おじさんのほうが意識が低いような気がします。「このくらい大丈夫」のハードルが低い感じ(さくさくら)
- ホットヨガは環境的にクラスターになりやすいので、3月に即解約した。 キックボクシングも地下にあることもあり、空気が滞りやすいので、3月に解約した(すわ)
■運動なら自主的にできる!
- ヨガ教室に行けなくなったので、YouTubeのダンスやアプリの筋トレを開始。無料だけど手軽にできるので、教室通いより効果が出てるかも(あす)
- 3年通ったホットヨガを辞めてからは、家でYouTubeを見ながらするようになりました。ただ、通っていたころよりもサボりがちです。笑 あと、家でだとホットヨガでなく普通のヨガなので、たまにホットヨガに行きたくなります(みんみんぜみ)
- ジムに通えない代わりにYouTubeを使って運動するようになった(ケイティ)
- 2月3月のころは大丈夫かな?と不安を持ちながら、続けてましたが、今ははっきりと不安を持ちながらするのは、やめようと思っています。でも、習い事は家でできるし、運動はYouTubeを毎日活用しているし、オンラインで続けている習い事もあります。この状況でも、お互いの努力でできることを知り、これからの生活にまだまだ新しい方法ができると思います。企業やお店の努力次第ではもっと可能性もあると思います。頑張ってほしいですし、私なりに活用したいです(ココ)
- 今は家とマンションとのラジオ体操と1~2時間のウオーキングしています(やまゆり)
- 休日に広い公園でラジオや音楽を聴きながらランニングをしています。コロナで街中で買い物ができないために始めた習慣が今でも続いています。お金もかからないし、健康にもいいし、これからも続けようと思います(アルマン)
- 毎朝腹筋100回の菅首相を見習い、腹筋をはじめました。但し、回数は少なめです(バニラ)
【まとめ】 コロナ禍でも3割が習い事を継続。まだまだオンラインのレッスンは少数派
緊急事態宣言の後の習い事やジム通いについて、3割以上の人が「全て続けている」と回答、「続けたものとやめたものがある」と合わせると、45%の人がコロナ禍でも習い事を継続しているという結果に。外出自粛期間中に太った、運動不足になったという理由で、感染予防対策をしながらジム通いを再開しているという声が多くきかれました。
しかし一方で、約2割がやめてしまっていることも判明。英会話や茶道など、狭い部屋に複数人が集まったり声を出したりするような習い事は、「感染リスクが高くて怖い」「そもそも教室が休止中」といった理由から、やめざるを得ない人も多くいるよう。特にオンラインに移行できない習い事は続けられない状況が続いているようです。
とはいえ、「オンラインでしている習い事はある?」という質問には、「新型コロナ後からある」が8%で「新型コロナ以前からある」が4%。9割近くがオンラインでの習い事は未経験となり、まだまだオンラインレッスンを受けている人は少数派といえそうです。
今後しばらくは感染予防対策をしながら行うことが、習い事の新様式になりそう。何かと環境にストレスが多い分、プライベートに少しでも楽しみがあれば、気分転換にもなるかもしれませんし、健康を守りながら上手にプライベートの充実も図れるといいですね。
シティリビングWeb「叫びのツボ」
最新のマーケティングデータをお届けする「サンケイリビングNews」はメールマガジン形式で毎月1回、OL、主婦、幼稚園・保育園ママ…女性の「今」をお伝えします!お申し込みは以下からお願いします
サンケイリビングNews申し込み