たかが2%、されど2%…。働く女性の毎日のランチ代はどう変わった?
2019年に施行された大きな変化の1つである「増税」。導入前は混乱が予想されたものの、なんとなく10%の表示や還元税率、キャッシュレス還元にも慣れてきたような…。でも、たかが2%とはいえ、働く人々にとって毎日のランチの出費は切実! そこで今回は、働く女性の増税後のランチにどんな変化があったかを聞いてみました。
Q.増税後、ランチの食べ方は変わった?
変わらない…71% 変わった…29%
増税しても今までのランチに変化なし!
- 元々普段から節約しているので、増税前とあまり変わらないです。でも外食はしないようにしようと思うようにはなりました(うにたん)
- ランチは外出して息抜きをしたいと考えているので、増税による変化はありません。(しょこ)
- たまにおいしいお店へ誘われるけど、普段から手弁当派。周りはコンビニや宅配弁当を買っている人が多くなったような気がする(うさお)
- ランチぐらい我慢せずに食べる! 午後2%分しっかり働くから好きなものくらい食べたい!(笑)(ぺんた25号)
- 日々美容と健康、節約を兼ねて、手作り持参のお弁当で負担も感じず満足しています。ときにはリフレッシュのため、同僚と外ランチをします。増税前と何ら変わりはありません(みっち)
- たった2%なので気にしていないです。中で食べたければ食べるし、外でもよければ外だし…いちいち気にしているほうが面倒くさいです(SN)
- 増税前から節約のために毎日お弁当を作って職場に持参しています。増税しても給料は増えないし、ランチを買って食べるという選択肢はますます選ばなくなると思います…(Kaco)
- 週に1日を外食の日として、会社の仲良くしてもらっている他部署の人たちとご飯に食べに行き、他はお弁当持参でメリハリをつけています。それは増税前も後も変わりません。行きつけのお店が増税後も値段据え置きなので、頑張ってもらいたいと思っています(フニフニ)
- 社食なので特に変化ありませんが、いつか値上げされるんじゃないかとビクビクしています(かおてぃー)
2%でも毎日の出費としては痛い…! ランチスタイル変えた派
- 近くに来ているランチのワゴン車が、ワンコインじゃなくなった。テイクアウトして、職場で食べることか多くなったが、食べながら仕事をすることが多くなり、またリフレッシュもできないのでつらい(るいぽんこ)
- 社食が値上がりしたので、それまでもパッとしないメニューでしたが増税を機に、冷食などを通勤時に購入する方法に切り替えた。100円以上は安くあげられている(あやまま)
- 食べに行くより、買ってきて社内で食べるようになった。以前からあまり外食はしていなかったが、増税後は外食イコールぜいたくな印象が強くなった(るみるみ)
- 極力手作り弁当か、コンビニでおにぎりやサンドイッチ。増税後、みんな買い控えをしているようなので、景気は悪くなると思います(まいまい)
- おにぎり2個だったのを、おにぎり1個とインスタントスープとか、おにぎりの具を紅鮭からおかかにしたりとか、 微々たる節約です。働き方改革で残業もできず、給料も減っているから…(momo)
- 今までは職場近くのランチのお店を転々としていましたが、どこも便乗値上げで出費も多くなってきました。最近は毎日お弁当を持参しています。朝ちょっと早く起きて肉を焼いたり、ご飯を炊いたりで忙しい朝となりましたが、節約もでき健康にも良い影響が出てくる気がしています。これから朝の気温が下がって厳しくなりますが頑張ります(やっちゃん)
- 女友達との休日のランチは、家飲みが多くなった(ゆら)
少しでもお得に! キャッシュレス還元などで支払方法に変化
- 電子マネーで決済できる店が増えたので、コンビニへ行くときは、財布を持たずにカードだけ持って出かけます(K.A)
- 高額商品ならともかく、日々の食費の増税分はたかが知れているので、気にしていない。ただ、キャッシュレス還元がある店舗に関しては、利用するようにはしている(A.H)
- もともと職場には自作のお弁当を持って行っていたので、ほぼ変わらないです。休日でもほぼ自炊だし、せいぜいおにぎりを買うくらいなので、キャッシュレス還元で2円安くなってラッキー(ちさ)
- スマホが苦手な母親と一緒にコンビニへ行って、キャッシュレス決済を使用してお昼ご飯を買うというミッションを敢行しました(A.H)
- もともと自宅からお弁当持参派だったので食べ方は変わっていないけど、コンビニでお昼時に買うドリンクやお菓子などの購入には、やや懐疑的だった「なんとかペイ」について増税前にリサーチしまくり、今ではクレジットカード類とともに使いこなしている。 ほんのわずかでも損したくないので!(wynn)
- 基本的に社員食堂を利用しているので変わりませんが、外で食べるときはキャッシュレスにするなど、ちょっとは気にしています。でもあんまり気にするとストレスがたまるので、食べたいものがあるときは気にせず食べます(笑)(ちい)
- 食べに行くところは変わりませんが、キャッシュレス導入されたのでかばんを持たずに身軽にランチに行けるようになった。そもそも、消費税はいつ払っても最終的な着地は同じはず。増税と騒ぎすぎのような…(ぴちょん)
- もともとお弁当をテイクアウトしていたので、食べ方は変わらない。ただキャッシュレス決済は増えたかも。チェーン店を除く個人で経営しているような飲食店でキャッシュレス決済をするとき、いろいろな機械があるのか、お店側のその準備で支払いをする時間が少し長くなったけど、店主さんと話ができる時間が増えて楽しいです(かりめろ)
世知辛い…。増税後に感じる「周りの節約ムード」
- 値段も上がったり、内容が少なくなったお店はお客さんが減っていました。 みんな気持ちに正直なんだと思いました。単純に値段が2%上がっただけのお店は良心的に感じます。便乗なのかはわかりませんが、9月に材料費の高騰などの理由で一度値上げして、さらに10月からも値上げはするお店はちょっと…と思いました(エコ)
- もともとお弁当を作っているので基本的には変わらないですが、不定期開催の外ランチに行ったら増税の便乗値上げをしていてガッカリしました(ゆかたん)
- ランチメニューがある店舗が少なくなっていくばかりです。お店は人出不足もあるし、増税でさらに値上げとなって客足が遠のきランチ営業から撤退されたりでコンビニ弁当ばかりになりそうです。手作り弁当を今から復活しても、たぶん続かないですね(ダナ)
- 会社近くの居酒屋のランチ、前は500円だったのに今は700円。さすがに便乗値上げしすぎだろと思いましたが、ボリュームもかなり増えていて、これなら仕方ないかなぁとなりました(TT)
- よく行っていたランチワゴンも少々値上げになっていたのですが、現金でしか支払えないのでなんとなく損した気分…コンビニで買うようになりましたが、すぐ飽きそうです(ほり)
- 夫が気にしているみたいで外食が減りました。お店で買って自宅で食べることが多くなりましたね(ミック)
- 食べるもの、選ぶものが変わったわけではないが、メニュー表の商品価格を見るたびに、「あ、増税したな」と実感するようになりました(くま)
まとめ:7割が「変化なし」。変化したことの中で多かったのは「キャッシュレス決済」
増税したものの、すでに手作り弁当などでランチ代を節約している人が多く、意外にも「変化なし」が優勢という結果でした。外食派も「ランチぐらいは好きなものを」と2%の出費を気にしない人も。一方、「変化あり」の人の外食スタイルでは「還元税率が適用されるテイクアウトに変えた」という声がちらほら。4割以上が「ランチ代を節約している」と答えていることから、2%でもしっかり抑えようと心がけている人も一定数いるようです。
またランチ自体の変化に関わらず「キャッシュレス決済にした」と答えた人は20%。「ポイント還元で少しでもお得に」と考える人が増えているよう。「増税を機に決済方法を変えて少しお得な気分」「よくわからなかったが使ってみたら手軽でいい」とキャッシュレス決済に前向きな声が多く聞かれました。
出費かストレス解消か、ランチ代の価値観は人それぞれですが、やはり価格がアップすれば多少なりとも家計に支障は出るもの。生活スタイルと経済面のバランスを上手にとって、少しでも快適なランチタイムを過ごしたいですね。
シティリビングWeb 叫びのつぼ
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アンケート実施期間:2019/10/30~2019/11/13
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