【OLマーケットレポートvol.147】働く女性とカップ麺　スープをすべて飲み干すのは●●%！

＜まとめ＞

料理をするのが面倒だったり、時間がないときに、また意味もなく無性に食べたくなるときがある
カップ麺。
今回は、カップ麺を食べる頻度やシーン、食べることへの罪悪感など、働く女性とカップ麺について
調査しました。

週1回以上カップ麺を食べる働く女性は意外と少ない？

　カップ麺を食べる頻度を聞いたところ、「週1回以上」食べる人は17.0%でした。
最もよく食べるカップ麺の種類は、「ラーメン」が69.0%と突出しており、次いで「うどん」が
11.1%、「焼きそば」が10.6%、食べるシーンでは、平日・休日に関わらず昼食が多かったです。
「平日の昼食」を選択した人にオフィスでカップ麺を食べることに対する抵抗感をきいたところ、
「ある」+「まあある」で44.0%と、半数近くが抵抗感を持ちながら食べていることがうかがえます。

カップ麺を選ぶ際に最も重視するのは「味」

　どういうときにカップ麺を食べるのかを聞いたところ、「料理をするのが面倒なとき」が56.6%と
最も多く、次いで「カップ麺の味が恋しくなったとき」が45.1%と、根強いカップ麺ファンが一定層
いることがうかがえます。
カップ麺を選ぶ際に重視することは、「味」が91.6%と突出しており、次いで「価格」が52.7%、
「容量」「カロリー」がともに21.7%でした。機能性やキャンペーン、エリア限定などはポイントが
低かったです。

カップ麺のスープをすべて飲むのは21.7%！

　カップ麺を食べることに罪悪感を持っているのは42.5%。罪悪感をどういう点で感じているのかを
聞いたところ、「塩分・糖分・脂分」が74.0%と最も多く、次いで「栄養バランス」が70.8%、
「カロリー」が46.9%という結果に。カップ麺を選ぶ際にあまり重視されていなかった「栄養面」に
ついて、罪悪感を持っていることがうかがえました。カップ麺を食べる際にスープをどの程度飲むか
を聞いたところ、「すべて飲む」＋「半分くらい飲む」で61.9%でした。

今後（今後も）カップ麺を食べたいかを聞いたところ、「食べたいと思う」＋「まあ食べたいと
思う」で73.7%（Q1で「ほぼ毎日」～「2,3ヶ月に1回程度」では96.9%）と、カップ麺を食べたい
働く女性が多くいることがうかがえます。
「味」がおいしいのはもちろんのこと、罪悪感を持っている栄養面をしっかりとクリアしていく商
品があればカップ麺を食べる頻度はもっと上がり、働く女性の「時短」にも貢献できると思われます。