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社内チャットで「絵文字」使用はOK?NG?働く女性に使用事情や状況を調査


カジュアルさはどこまで出していい?

 

 

感情を表現できる絵文字は、プライベートで使っている人も多いはず。一方で、オフィスでのコミュニケーションに絵文字を使っていいものか迷うかもしれません。そこで今回は、社内チャットでの絵文字(リアクション含む)のアリナシについて働く女性に聞きました。
 

Q.社内チャットで絵文字って使う?

DATA
使う…21%
使わない…20%
親しい人同士のみ使う…18%
ときどき使う…16%
社内チャットをしない…25%


※シティリビングWebでアンケートを実施
※有効回答136人 ※アンケート実施期間:2025/7/30~2025/8/13

 

 

オフィスでの絵文字使用はアリ!

  • リアクションで面白い絵文字を付けるのがコミュニケーションのきっかけになっています(K)
  • 文章だけだと冷たく感じるので、重要な話以外は文末におじぎや笑顔の絵文字を使うことが多いです。絵文字があるほうがお互いに和やかにやり取りできていいなと思います(さ)
  • 確認や了承をした旨を最も端的に伝えられる合理的で便利な機能。絵文字だけなんて相手に失礼だからと、「承知いたしました。」など頑なにテキストで返す人がいるが、その文字を打っている時間はまるっきり無駄だし、読む相手の時間も奪っていることに早く気づいてほしい(りょう)
  • 他の人の発言に絵文字でリアクションができて、普通はデフォルトのイイネ。それ以外の絵文字がつくと「ウケてる」と思えて嬉しくなります(あす)
  • 以前は絵文字をチャットで使用することには抵抗があり使用していなかったが、異動先の部署ではみんなが使うので何となく使うようになった(こもも)
  • 文章だけだとそっけなすぎるし、絵文字を使いたいけれどぴったりのものがないときは、動物の真顔絵文字を使います(ペンギンやカエルなど)(なー)

 

相手や状況によって使い分ける派

  • チャットであれ、あまり上司や目上の人に使うのは気が引ける。が、相手が使う人だとこちらも使用するなど臨機応変に対応している(たけちい)
  • 後輩には威圧的にならないように使います。目上の人には受け取り方はよりさまざまになると思いますので基本使いませんが、上司から絵文字が来たときには絵文字で返させていただいています(iaru)
  • 忙しいときに何かメッセージが来たらとりあえず読んだという意味で絵文字を返します(のの)
  • 感情表現の一部なので、親しい間柄の人にはよく使用している。見たことのない絵文字があれば、互いに共有して話題になる(ぴちょん)
  • 絵文字を使ってくれる後輩には同じく使って返しますが、絵文字のチョイスや使い方が古くないか不安です…(あお)

 

オフィスでの絵文字で「しまった!」

  • 急いで絵文字を使ったら、変な絵文字を送ってしまった(ぷち)
  • 書類チェックを依頼されたとき「見ていますよ」の意味を込めて「オッケー」の絵文字を返したら、書類がオッケーだと勘違いされた(沙奈)
  • アプリ版を歩きながら打っていたら、文章とは逆の意味の絵文字を使ってしまっていたことがあった(チナ)
  • 老眼が始まっていて間違ったリアクションをしてひやっとしました…(m)

 

絵文字にまつわる”意外な発見”エピソード

  • 真面目な同僚からのメチャクチャかわいい絵文字がきたときには驚きました(タマ)
  • 無難なものを使いますが、たまにマニアックなものを送信してる同僚を見て勇気あるな、とビックリします(あっつん)
  • 「ムース」の絵文字がかわいくて多用していたら、社内で流行った!(C.Y)

 

7割以上が仕事で絵文字を使う機会あり。最も使う相手は「同僚」

社内チャットを使用する人で見ると、絵文字を「使わない」と回答したのは4分の1となり、7割以上が絵文字を使う機会があることがわかりました。また、「どんなときに絵文字を使う?(複数回答)」という質問では、最も多かったのが「ちょっとした雑談やリアクションをするとき」(74%)という回答。次いで「お礼や感謝を伝えるとき」(60%)となり、カジュアルな会話やより感情を伝えたいタイミングに使用する傾向があるようです。寄せられたコメントでも、「やり取りが和やかになる」「コミュニケーションのきっかけになる」といった声があり、絵文字で相手との関係性も豊かになるようです。
 
また、絵文字を使う相手についても聞いてみると(複数回答)、「同僚」が84%と最も多く、次点が「後輩」(44%)という結果に。一方で、「先輩」(26%)「上司」(23%)のような目上の人に絵文字を使う人は少なめのようでした。
 
感情がわかりやすいという利点はありながらも、砕けた印象が強くなる「絵文字」。使う相手とタイミングは見極める必要があるのかもしれません。

 

シティリビングWeb「叫びのツボ」


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